御歌

キリストは黄金(こがね)の国に再臨の誓(ちかい)残して昇天されにき

盗人(ぬすびと)の夜きたるごとキリストは黄金(こがね)の国にはや天降(あも)りませり

大いなるメシヤの光外国(とつくに)に輝き初(そ)むる時となりぬる

聖言

四月十一日(名古屋市金山体育館において)

救世(メシヤ)教の神様と言うとおかしいですが、これはキリスト教のエホバです。それから「東方の光」と言う人もありますが、それによってみんなきれいに掃除をされて、そうして清浄で働くわけです。これはよほど偉い人はみんな知っていまして、キリストの「天国」とか、いろいろと予言されたのを待っているのです。いよいよ待っていた本当に世界を天国にするという事業が始まったというので、我勝(われが)ちにやらしてもらいたいとて集まりつつあるのがいまです。だからして不思議なようなことで不思議はないのです。当然来たるべきことが来、時節が来たというだけの話なのです。それがためにあなた方が光を分け与えられて、たしかに人を救うという確信を得られるという、こういういままでにないようなことも、それがためだということが納得ができるわけです。

(昭和二十九年四月十一日)

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