私は、長い間、目に見える命しか知りませんでした。私の命は、限りあるものと思い込んでおりました。
明主様は、そうした私を目覚めさせてくださいました。
目に見えるだけの世界で汲々(きゅうきゅう)として生きていた私を救い出してくださったのです。
神様は生きておられ、私の中で、そして、すべての人、すべてのものの中で生きておられることを、明主様は教えてくださいました。
私は、命は、私の命ではなく、神様の永遠の命であることを知るに至りました。
このことは、もはや否定することのできない事実として、私の心の奥底にしっかりと刻み込まれております。
この事実を知ることのできた喜びは、例えようもありません。
この喜びは、私だけのものではなく、すべての信徒の皆様に賜った喜びと受けとめております。
だからこそ、私は、明主様によって導かれ、気づかせていただいた神様の思いを、折にふれ、明主様にお許しをいただきつつ、皆様に申し上げてまいりました。
今後とも、私は、私を本当に必要とされる方々がいらっしゃる限り、明主様を通して賜る神様の思いをお伝えさせていただきたいと思っております。
また、皆様の思いを私の思いとして、明主様を通して神様に取り次がせていただきたいと思っております。
そのようにお仕えすることが、私に与えられた教主としての務めであると思います。
私どもを取り巻く教団の状況がどんなに変化し、どんなに揺れ動いたとしても、皆様とご一緒に、明主様が指し示された、全く新しい命の道、全く新しい信仰の道を、大いなる希望をもって進ませていただきます。
創造主であられ、唯一の神であられる主神の永遠の命と限りない愛が、全人類とその父母先祖の方々を始め、天地万物一切を貫いていることに感謝し、明主様と共にあるメシヤの御名にあって、皆様と共に主神をお讃え申し上げます。
平成30年7月3日
世界救世教教主 岡田 陽一

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