2018年7月26日午前11時過ぎ、いづのめ教団において国内随一の信徒数を誇る中部教区(日本にある5教区のうちで最大規模。信徒は教団全体の約3分の1)の本部に、小林執行部の関係者大勢が、何の事前連絡もなく、突然押しかけてきました。

小林昌義氏は、昨日25日、鎌倉教会所属の方に、突如、中部教区長代理の辞令を出しました。その鎌倉教会の方が本部職員約10名を従え、現地に到着にするなり玄関の鍵を取り換えました。鍵屋をわざわざ同行させていました。そして、事務所や各部屋に鍵を取り付け、何が起こったのかと呆然とする教区職員を追い払ったそうです。

その後、12時半過ぎ、これも何の事前連絡もないまま、中部教区とはなんら関係のない、本部教区・鎌倉教会の信徒約40名が大型観光バスで到着し、中部教区本部での「研修」という名目で入り込み、中部教区本部を完全に占拠してしまいました。そして、ご神前において、鎌倉教会の有名な先生がご指導会をされたようです。

現在は、小林執行部側の専従者などが、中部教区本部で籠城し、寝泊まりをしているとのことです。

鎌倉教会は、渡辺勝市先生、渡辺哲男先生を長年否定してきた教会です。これは、日本の信徒や、日本にいたことのある海外の先生方も必ずご存知のことです。

長年、渡辺哲男先生を救世教から追い出そうとしていたのは、東方之光(現在の世界救世教・包括役員会を支配しているMOA)、そして鎌倉教会です。鎌倉教会は、渡辺哲男先生に対して何年も裁判をしかけた教会です。

本日中部でご指導会をされた鎌倉教会の実質上のトップの先生は、本年3月に聖地・瑞雲郷で行われた研修会において、「渡辺哲男先生が理事長をされていた10年間の布教は間違いだった」、また、「渡辺勝市先生は地獄に落ちている」といった耳を疑うような発言をしました。その方に講演の依頼をしたのは、小林昌義氏です。教主様を否定し、教主の座に対して絶対であられた渡辺哲男先生を否定し、小林氏は一体全体なにをしようというのでしょうか。

このように、小林執行部が、現地の信徒・専従者から施設を強引な手法で奪い取ることは今現在日本各地で起きています。これが日本の真実です。現在、全国の教会、浄霊センターを次々に抜き打ち訪問し、鍵を変えたり、閉鎖をしたり、そして、教主様のお写真を外して回っています。さらに小林昌義氏は、本年の地上天国祭を期して、聖地・瑞雲郷の救世会館に長年掲げられてきた二代様、三代様、そして現在の岡田陽一四代教主様のお写真まで、撤去しました。小林氏は、なぜそこまでして、歴代の教主様を否定するのでしょうか。心が痛みます。

小林昌義氏は、このようなやり方で、35年間、渡辺哲男先生を先頭に「教主中心」を教団理念として掲げてきたいづのめ教団の方針を、わずか半年で180度の方向転換をさせました。しかも小林氏は、渡辺先生を追放しようとしていたMOAと鎌倉教会と組んで、今もどんどん信徒を混乱の渦に巻き込んでいます。

私たちは、誰でもそうであるように、明主様一筋に信仰してまいりました。教主様ご家族の、プライベートな時間に対するスパイ行為は、絶対に明主様の御教えにかなうものではありません。

明主様は、「人間の価値を定めようとする場合、一番間違いのないのは、正義感の多少である」「人間は何事に対しても、正邪の判断から先につけるべきで、もし先方が悪であれば、いささかも屈する事なく、正をもって対抗すべき」と御教えくださっています。

もし小林執行部を認めるならば、世界救世教包括役員会を認めるならば、いかに立派な言葉等でごまかそうとも、「尾行・盗聴・盗撮という恥ずべき行為を容認したもの」ということで信仰人生を終えることになります。霊界に行ったとき、どのように明主様に申し開きをすればいいのでしょうか。教主様へのスパイ行為を容認すること、そして、それを容認している小林執行部に従うということは、明主様否定以外のなにものでもありません。

明主様否定、教主様否定、二代様・三代様否定、そして渡辺哲男先生否定の小林執行部。私たちはこの小林執行部に屈したり、従うわけには絶対にいきません。海外の多くの方々も、私たちと同じ気持ちだと信じています。

拠点を次々と奪われても断固として明主様中心、教主様中心の信仰を貫いている私たち多くの日本の信徒と共に、世界中の信徒の皆様も今こそ共に立ち上がろうではありませんか。

 いづのめ教区 広報

 

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