8月3~5日にかけて、各日午前と午後の2回ずつ、合計6回にわたり聖地瑞雲郷の主之光教団本部御神前で執り行われました。
いづのめ教区として初めて主之光教団本部で教主様のご出座を賜り、まゆみ奥様と真明様がご参拝された今回の祭典では、3日間6回の祭典で合計約3800人が全国から参集しました。
いづのめ教区の信徒は、主神から明主様、そして教主様へと続く絶対的な「縦」の神的順序を大切にし、教主様のご教導を通して明主様の御教えを、み心を、そして願いを求めようと決意して聖地に集っただけあって、熱気に包まれた祭典となりました。
午前は10時30分開式で、午後は13時30分開式。
初めに世界平和祈願祭が御神前で執り行われ、祭主であられる教主様の御入座の後、祭員が世界平和祈願祭祝詞を奏上。教主様に続いて白澤代表が玉串を奉奠し、教主様のご先達で天津祝詞を全員で奏上し、御讃歌を奉唱しました。
引き続き祖霊床で祖霊大祭が執り行われ、初めに祭員が祖霊大祭祝詞を奏上。教主様に続き白澤代表が玉串を奉呈し、教主様のご先達で善言讃詞を全員で奏上し、御讃歌を奉唱しました。
挨拶に立った白澤代表は、西日本豪雨による被害に言及し、全国から義援金が寄せられていることに感謝の言葉を述べ、今後のさらなる協力を呼びかけました。
そして、本日の祖霊大祭祝詞を取り上げ、祝詞には、「世界救世教信徒のみならず、世界人類の在るべき極めて大切な基本的姿勢が述べられている」「今一度噛みしめ、しっかり受け止めさせていただきたい」と語り、祖霊大祭祝詞を全文拝読しました。
最後に、真明様がヨーロッパの教師たちからご招待を受けられ、9月2日にドイツのフランクフルト教会で開催される「青年の集い」にご出向され、日本からも約40人の青年がドイツ研修として参加することを報告。その場で真明様が立たれ、会場に向かって会釈をされました。そして白澤代表が「行ってらっしゃい」と声をかけ、真明様が「行ってきます」とお返事をしながら、冗談で退場するそぶりをお見せになると、会場は笑いの渦に包まれました。
次に教主様がご登壇。はじめに、「先月の西日本を中心とする大雨により、大きな被害が出ております。先程は、皆様とご一緒に、復旧復興が順調に進められますよう願わせていただくとともに、大雨により犠牲になられた方々、また、関わりあるすべての方々と共に、赦され、生きたものとして天国に迎え入れてくださいますよう、明主様と共にあるメシヤの御名にあって、主神に委ねさせていただきました」と述べられました。
そして、「私は、心に現れた思いを主神に委ねるということは、過去の清算をさせていただいている、と思い込んでおりました。しかしながら、先祖の方々を始め、私どもの今日までの歩みも、今現在の歩みも、実は、主神が未来の創造を成し遂げておられる歩みである、ということに気づかせていただきました。主神の創造のみ業とは、新しい未来を創造するみ業である、と気づかせていただきました」と語られ、「私どもは、主神の創造のみ旨にお応えすべく、主神に対し、〝わたしを先祖の方々と共に、すべてを新しいものに造り替えるという、未来に向けての創造にお使いくださっているのですね〟とお返事させていただいたほうがよいと思います」と述べられました。
さらに、祖霊大祭の3首目の御歌「人々よ悔改めて世の峠安く越えなむ備へせよかし」を取り上げられ、私たちが自らの罪に早く気づいて悔い改め、〝メシヤの御名にある赦しをお受けします〟と主神に意思表示するように明主様が促してくださっていることをご指摘。
「主神は、その御名を、明主様を通して私どもに教えてくださったのです。何という大きく深い主神の愛なのでしょうか。私どもは、この主神の愛にお応えするために、すべてのものと共に、メシヤの御名にある赦しをお受けし、明主様を先頭に、すべてを新しいものに造り替えるという、未来を創造するみ業に、倦(う)まず弛(たゆ)まず、お仕えさせていただきましょう」と、お言葉を締めくくられました。
また、最終日(8月5日)の午後の部ではお言葉の最後に、3日間にわたって祭典奉仕に勤しんだ信徒らを労うお言葉を述べられ、拍手をされました。
参拝者全員で「偉大なる御光」と、教主様が作詞された「家路」を高らかに斉唱した後、白澤代表が再びマイクを握り、8月3日がまゆみ奥様のお誕生日であることを発表し、サプライズで花束を贈呈。
まゆみ奥様は花束をお受け取りになると、涙を浮かべながら「本当にありがとうございました。とても感動いたしました。白澤代表が、皆様からの感謝の気持ちとおっしゃいましたが、私としましては、皆様が教主様と思いを共にして歩んでくださったからこそ、私がここでこのように感謝できる場所を整えていただいたと、心から本当に感謝いたしております。そして、とても優しい、時には厳しい真明と、とてもお似合いのお嫁さんが共に私たちと歩んでくれることは、本当に皆様が教主様と思いを共にしてくださっているからこそと思い、心から感謝しております。これからも教主様の思いを共にして歩んでくださる皆様と共に私も歩ませていただきますので、よろしくお願いいたします」と述べられました。
参拝者からは、「まるで教主様と家族のような一体感をもった祭典でした」「教主様のお言葉を聞いていると、教主様が真摯に明主様に真向い、明主様信仰一筋であることがよく分かります。MOAやいづのめ教団が教主様を裁いている姿が実にかわいそうに思いました」などの感想が寄せられました。
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