9月2日、聖地瑞雲郷の主之光教団総本部御神前で執り行われ、午前の部と午後の部あわせて、全国からおよそ700人の信徒が参拝しました。
厳かな琴の音とともに祭典が始まり、祭主であられる教主様がお作りになられた月次祭祝詞を、祭司が奏上。祭司と白澤代表が玉串を奉奠し、参拝者全員で天津祝詞・善言讃詞を奏上しました。続いて御讃歌を奉唱し、御教え「日本人と宗教心」を拝聴しました。白澤代表が御浄霊を取り次いだ後、信徒が感謝奉告を行いました(午前1人、午後1人)。

白澤代表は挨拶で、8月19日に大阪で行われた、いづのめ教区初のおひかり拝受式において、教主様が一人ひとりに声をかけられ、「おひかり」をご親授されたことを紹介。この機会に「おひかり」をいただいている意義を今一度確かめるために、「私どもが皆(みな)、自分の命は主神の永遠の命であり、自分の中心に主神の永遠に輝く光を賜っていたことを忘れることなく、しっかりと胸に刻んでおくため」との教主様のお言葉を取り次ぎました。そして、「これまで私は、「おひかり」を授かることによって、ご浄霊や様々な活動を通して、相手に光を届けたり、分け与えたりするものだ、と受け止めておりました」と省みられました。その上で「自分の命は主神の永遠の命であること。自分の中心に主神の永遠に輝く光を賜っていたこと。このことを忘れることなく、「全人類をご自身の子どもとする」という主神の創造のみ業にお仕えさせていただくために、「おひかり」を、明主様が授けてくださったのだという感謝の思いを新たにさせていただきました」と述べ、全く新しい在り方で進むおひかり拝受という厳粛なみ業に、教主様のご教導をしっかりとお受けし「共々にお使いいただきましょう」と語りました。

また、教主様のご了承のもと、9月1日から総本部御神前祖霊床の「御幌(みとばり)」(みほろ)が外されたことを告げました。明主様から、人間一人ひとりは無数の祖先の綜合体である旨み教えいただいているにも拘わらず、先祖の方々は、自分とは遠く離れたところにおられる、亡くなられた存在であると思いこんでいた自身の思いを省み、ご教導を通して、「私どもと先祖の方々とは一体の存在であることに目覚めさせていただきました」と語り、「先祖の方々と共に、神様の子どもたるメシヤとして新しく生まれる養いをお受けし、主神の全く新しい救いのみ業にお仕えさせていただきましょう」と呼びかけました。教主様が作詞された「家路」を参列者全員で斉唱し、月次祭は締めくくられました。

その後、故岡田斎三代教主五年祭並びに年祭・慰霊祭が執り行われました。
新たな装いとなった祖霊床のみ前にて、教主様がお作りくださった祭詞を祭司が奏上。祭司と白澤代表が玉串を奉呈し、参拝者全員で善言讃詞を奏上しました。
御歌の三首目には、三代様お歌「日と共にいや進みゆく救世の業若木育てて備えせよかし」を奉唱し、慈母のようにあたたかく私たち信徒をお導きくださった三代様を偲びました。
先祖の方々と共に新しい救いのみ業にお仕えさせていただく思いを深める祭典となりました。

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