2018年9月2日
※英語スピーチからの日本語訳
皆様こんにちは。お元気ですか?フランクフルトでの時間を楽しんでいますか?
今回このようにドイツに来られたことを、まず、トメ先生に感謝したいと思います。ドイツに着いた時、空港で、トメ先生から、先生がドイツに来られたのは先生が28歳の時だったこと、そして、それから34年間ドイツでご神業に身を捧げられたことをお伺いしました。トメ先生の長年にわたるご努力がなければ、私も、また皆様も、今日ここに集うことはできなかったと思い、トメ先生に感謝申し上げたいと思います。
また、トメ先生の奥様でいらっしゃいます、チスンさんにも御礼を申し上げたいと思います。大変苦しい時もあったと思いますが、それでもずっとトメ先生とご一緒に今日までご神業を進めてきてくださいました。奥様のご存在なしに、本日のことはあり得ませんでした。奥様に感謝させていただきたく思います。
そして、ドイツ、またヨーロッパの信徒の皆様に対しても感謝の思いをお伝えしたく思います。ヨーロッパにおいて、皆様が信仰を繋いできてくださったからこそ、このような集いを開催させていただけたことを思い、心からの感謝をお捧げしたいと思います。
日本から来られた青年信徒の皆様、そして、教主様をお支えするため、また、明主様の本当のご神業を守るために立ち上がってくださった日本にいらっしゃる信徒の皆様、本当にありがとうございます。日本にいらっしゃる皆様のことを思いますと、言葉にならないほどの思いが湧いてまいります。私は、今ここに一人で挨拶をしているとは思っていません。私は一人ですが、日本の信徒の代表としてここに立っていると思っています。日本の信徒の皆様は、今、私と共にこの場所にいらっしゃる、と私は受け止めています。
トメ先生が先ほど仰いましたように、明主様のご神業は今、新たな段階へと進んだと思います。私たちがこのご神業にお仕えできることは、本当に幸運なことであり、また、私は、皆様とご一緒にこのご神業に携(たずさ)われることを誇りに思っています。
明主様は、私たちにたくさんのみ教えや活動を残してくださいました。浄霊、自然農法・自然食、芸術などを残してくださいました。しかしながら、明主様の結論、明主様のご生涯の結論は、メシヤとして新しく生まれる、ということです。
それと同時に、教主様がこの十数年間私たちにお教えくださったことも、一つの結論に行きつきます。それは、明主様に倣い、あなた方も神様の子どもであるメシヤとして新しく生まれたいですか?ということです。
私は、神様が、まさに今、この質問を私たちに聞いてきておられる、と思えてなりません。あなた方は私の子どもになりたいですか?なりたくないですか?と。この問いを、神様は、私たちの中で、私たちに聞いてきておられる、と思います。
この問いにどのように答えるかは、確かにお一人おひとりに委ねられています。しかしながら、今日ここにお集まりになった皆様は、この質問に対して、〝はい!〟とお答えしたいと思っている方々であると思います。そのような私たちの答えを、神様と明主様は大変お喜びになって、天国において、まさにこのような笑顔で(明主様のお写真を指し示されながら)私たちを迎えてくださると私は確信しています。
私たちの新しいリーフレット(『神様の子どもとなるために』)に書かれていますように、二千年前、イエス・キリストはご自身の命を捧げられ、私たちの罪を、全人類の罪を贖(あがな)ってくださいました。そしてイエスは甦り、神様の子どもとして、キリストとして、メシヤとして神様のみ旨を成し遂げられました。明主様は、1954年、メシヤとして新しくお生まれになりました。
明主様とイエス・キリストは二人で一つ。メシヤ教とキリスト教は二つで一つ。なぜならば、神様のみ旨は一つだからです。それは、私たち全人類を、神様の子どもであるメシヤとして新たに生まれさせることです。これが、神様の唯一の願いです。
この神様のみ心ははっきりしていましたが、このことはキリスト教においては完成されませんでした。だからこそ神様は、明主様をこの世にお遣わしになる必要があったのです。ですから、私たち救世信徒の使命は果てしなく大きく、また重大なものです。私たちは、キリスト教においては成し遂げられなかったことを完成させなければならないのです。全世界に神様の本当の救いを宣べ伝えていくのは、私たちであり、私たちの教会であり、私たちの宗教なのです。
私たちはよく、私たちは明主様の信徒であり、明主様に従うものであるということを言います。しかし、今までの私たちは、どの明主様に従うのかを取捨選択してきたと思います。しかしながら明主様は、私たちに対して、〝もし私に従いたいのであれば、100パーセント従いなさい〟と仰っていると思います。
私は、全人類は神様の子どもであるメシヤとして新しく生まれることができる、というこのメッセージは、世界中の人々が待ち焦がれているものであると信じています。確かに、このことを否定したり拒否したりする方々もいらっしゃるでしょう。しかし、このメッセージを待っておられる方々がいらっしゃる、と私は思います。
今日、この日は、歴史的な日です。なぜならば、今日から、明主様の真のメッセージが世界中に広まっていくことになる日だからです。
私は、皆様とご一緒であることを心から幸せに思います。そして、これから、皆様と共に、明主様が本当に成し遂げられたかったことを成し遂げてまいりたいと思っています。
Vamos!(みんなでやりましょう!)