皆様、九月度月次祭まことにおめでとうございます。
既に二十四節気の処暑陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也)を過ぎましたが、未だに猛暑が続き、また台風も数多く発生し、各地に大きな被害をもたらしております。
そのような中にありましても、皆様には全国各地から、ようこそ聖地にご参拝くださいました。
また、本日の祭典を迎えるに当たりましては、主之光教団の皆様の多大なるご協力をいただき実現できましたこと、成井理事長はじめ職員の皆様に心から感謝申し上げます。
只今は、祭主であられる教主様が、祝詞をお作りくださり御歌、御教えをお選びいただき、厳粛にみ祭を執り行うことが許されましたこと、まことにありがたく主神そして明主様に感謝をお捧げさせていただきました。
そして、本日はこの後、岡田斎三代教主様の5年祭と共に、年祭・慰霊祭を執り行わせていただきます。慈母のようにあたたかく私ども信徒に愛情を注いでくださり、導いてくださいました三代様をお偲びし、皆様と共に心からの感謝をお捧げさせていただきたいと存じます。
先ほどは、
【午前】中部地区本部 のOさんより、
【午後】東日本地区本部 のWさんより、
教主様のご教導を通して、大切な気づきをいただき、日々の生活の中で実践し、ご自身が全く新しい信仰に目覚めた喜びの体験をご報告いただきました。その体験は、神様から私ども一人ひとりにいただいたものとして、神様にご奉告させていただきました。ありがとうございました。
さて、教主様におかれましては、北陸関西地区を皮切りに、全地区で開催されました「教主様と思いを共にする信徒の集い」に御巡教いただき、新しい段階の御神業に進むための大切なご教導を宣べ伝えてくださいました。
皆様は、教主様を身近に感じられ、ひとつひとつのお言葉が心にしみ込んでくる感動に包まれたことと思います。
私どもいづのめ教区信徒が、全く新しい段階の御神業に進むため、教主様のこのご教導をしっかりと学び、深め、実践してまいりましょう。
そして、去る、8月19日には、大阪におきまして、教主様をお迎えして北陸関西地区のおひかり拝受式が行われました。この拝受式は、新しく入信されました 55 名の方々が、 教主様から「おひかり」をご親授いただくという、これまでになかった拝受式であったのです。
私自身、これまで、教主様から直接「おひかり」をいただくことができるとは想像もしていなかったことでした。それだけに、その場に臨ませていただき、胸が熱くなる感動を覚えました。
教主様は、お一人おひとりのお名前を確認され、「○○さんですね」、とお声をかけられて「おひかり」をご親授してくださいました。新たに入信された方々は勿論のこと、お導きお世話をされた信徒の皆様の感動はいかばかりか、想像に難くありません。
今後、この聖地、御神前におきましても、隔月でおひかり拝受式が執り行われ、今月は16日に予定されています。そして、各地におきましても拝受式が計画されておりますが、 教主様はそれらすべての拝受式にお出ましくださり、「おひかり」のご親授を賜ることになっております。
この機会に、私どもが、明主様の「光」というお文字の入った「おひかり」を胸にいただいていることについて、今一度考えてみたいと思います。
そのことについて教主様は、次のようにご教導くださっています。
「私どもが皆(みな)、自分の命は主神の永遠の命であり、自分の中心に主神の永遠に輝く光を賜っていたことを忘れることなく、しっかりと胸に刻んでおくためでもある。(平成24年御生誕祭)」
とお示しになり、そしてまた教主様は、
「私どもは、畏れ多くも、明主様を通して「夜昼転換」を知らされ、自らの中に真(まこと)の光があることを知る者とならせていただきました。私どもが聖地へのご参拝に出掛けたり、浄霊をいただいたりする時に、光をいただきたいと思うのは、私どもの中に光がないからではなく、光があるからです。
私どもが浄霊をさせていただく時、相手に光を分け与え、相手を光で満たそうと思うのは、相手の中に光がないのではなく、すでに自分も相手も、溢れんばかりの光に満たされているからです。
浄霊は、主神のご意志のもとにある、主神のみ業です。私どもが明主様から浄霊のみ業を教えられているのは、私どもが自分の中に、相手の中に、そして、すべての人々や万物の中に、主神の真(まこと)の光がすでに到達していることを認め、すべてのものと共に、 光の源である天国に立ち返らせていただくためなのではないでしょうか。だからこそ、明主様は、私ども信徒に「おひかり」を授けてくださったのではないでしょうか。(平成28年 御生誕祭)」
ともご教導くださっています。
これまで私は、「おひかり」を授かることによって、ご浄霊や様々な活動を通して、相手に光を届けたり、分け与えたりするものだ、と受け止めておりました。そしてともすれば、ご浄霊を治療法のように捉え、苦しみを癒すことを目的にご浄霊をしてきたことも事実です。
しかしながら、教主様は、神様の光は、すでにすべての人々に到達しているのです、とご教導くださっています。
そして、すべての人々や万物に光が到達していることを認めるために、明主様は、私ども信徒に「おひかり」を授けてくださっているのではないですか、と仰っています。
私は、自分の命は主神の永遠の命であること。自分の中心に主神の永遠に輝く光を賜っていたこと。このことを忘れることなく、「全人類をご自身の子どもとする」という主神の創造のみ業にお仕えさせていただくために、「おひかり」を、明主様が授けてくださったのだという感謝の思いを新たにさせていただきました。
今後、「おひかり拝受式」は、これまでとは異なる全く新しい在り方で進められてまいります。私どもは、先ほどの教主様のご教導をしっかりとお受けし、おひかり拝受という厳粛な神様のみ業に、共々にお仕えさせていただきましょう。
さて、今、私どもは、教会や浄霊センターなどを失い、様々な困難な状況に遭遇しています。しかしながら、拠点を失っても、私どもの心は変わりません。私どもの中心に神様がいらっしゃること、そして教主様を先頭に、全く新しい御神業が大きく加速していることを実感させていただいています。
皆様、教主様と思いを共にして、「明主様と共にあるメシヤの御名にあって全く新しい信仰に目覚めよう」との合言葉を胸に、これからも明るく、力強く歩んで行こうではありませんか。
「ともに帰ろう ふるさとへ 神の家 神の家」と「家路」の歌詞にありますように、私ども一同で、私どものふるさとである天国に立ち返らせていただきましょう。
さて、真明様は本日、9月2日、ドイツ、フランクフルトで世界の青年が集う大会にご出席されています。そこではキリスト教世界に向けて、メシヤの御名の真の意味をお伝えし、共に神様のみ業にお仕えすべく、大切なメッセージを発信されます。このことは、ご帰国後、真明様からご報告いただけるものと思います。どうぞ皆様、楽しみにお待ちください。
また、主之光教団では、昨日より、総本部御神前の祖霊床の「御幌(みとばり)」、教団では「みほろ」と申しております、を外すことといたしました。
私どもは、明主様から、人間一人ひとりは無数の祖先の綜合体である旨み教えいただいております。
また、明主様は、「万人を救ふといふは永遠の生命の道を諭ゆるにあり」とお歌をお詠みになっています。
にも拘わらず、私は長い間、先祖の方々に対して、自分とは遠く離れたところにおられる、亡くなられた存在であると思いこんでおりました。まことに申し訳ないことであった思います。
教主様は、先祖の方々も、主神のみもとにあって、私どもと共に生きておられることを繰り返しご教導くださっています。
私どもは今、こうしたご教導を通して、私どもと先祖の方々とは一体の存在であることに目覚めさせていただきました。
主之光教団では、こうした受け止めのもと、教主様のご了承をいただいて、この度、祖霊床の「みほろ」を外すことといたしました。
私どもは、主神の大いなる愛と赦しと救いを賜り、先祖の方々と共に、神様の子どもたるメシヤとして新しく生まれる養いをお受けし、主神の全く新しい救いのみ業にお仕えさせていただきましょう。
終わりに、お知らせを 3つお伝えさせていただきます。
来たる 10月8日には、インテックス大阪におきまして、教主様のお出ましをいただき、 主之光教団の信徒の皆様と共に、「秋季大祭」を執り行わせていただきます。皆様のご参拝をお待ちいたしております。
また、11月4日には、韓国本部30周年信徒大会が、韓国本部にて開催され、教主様の御巡教をお許しいただいくことになっております。
韓国本部の信徒の皆様は、教主様と思いを共にして歩ませていただきたいと、いち早く、明確な意思表示をされ、教主様のお言葉を通して御教えの神髄に触れるべく、お言葉の学びと実践に取り組まれています。韓国本部は、毎日お言葉の抜粋をメール配信し、信徒の皆様が日々の生活の中で絶えずお言葉に触れることができるよう、様々に工夫しながらお言葉の実践をされていらっしゃいます。志を共にする多くの韓国の信徒の皆様と共に、30周年のお祝いのために、世界各国から代表の方々も参集されると伺っていますが、日本からも多くの信徒の皆様にご参加いただき、共にお祝いさせていただきたいと思います。詳細は追ってご案内をさせていただきますので、と ゙うぞよろしくお願いいたします。
最後になりますが、おかげ様をもちまして、「いづのめ教区・本部事務所」を、熱海駅前の第一ビル 8階に開設することができました。開設のセレモニーには、教主様、まゆみ奥様、真明様、マミ奥様そしてめいお嬢様がご出席くださり、テープカット、そして開所のご参拝の後、教主様よりご浄霊を賜り、職員に対しまして、教主様より、私どもに寄せられる期待と共に、主神の創造のみ業にお仕えさせていただくべく励ましのお言葉を賜りました。
今後、各地区の布教に対する支援と共に、世界各国の教会との連携を強化し、多岐にわたる実務を進めてまいります。立ち上げまでに大変時間を要しましたが、事務所をお許しいただけましたことに心から感謝いたしますと共に、私ども本部職員一同、皆様と共に、 全く新しい御神業に向かって、教主様とひとつ心でお仕えさせていただく所存です。信徒の皆様には、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは皆様、秋季大祭は大阪でお目にかかりましょう。ありがとうございました。