教主様とまゆみ奥様、真明様は10月20日から21日にかけて中部地区へ出向され、専従者懇談会、おひかり拝受式、そして「教主様と思いを共にする岐阜信徒の集い」に出席されました。また、真明様は22日に中部地区教会長・副教会長との懇談会をもたれました。
小雨が上がり青空が見え始めた20日の午後、OKBふれあい会館で中部地区専従者懇談会が行われ、40人が参加。
教主様中心の信仰を貫かれた渡辺哲男先生のお膝元である中部ということもあり、この教団浄化が起こる以前、いづのめ教団の中部教区に赴任していた現場専従者は、一人残らず全員教主様と共に歩むため立ち上がっており、教主様をお迎えできる喜びと熱気にあふれた集いとなりました。
教主様ははじめに、「皆様は、拠点がなくなり、資格や立場を失われ、そうした困難の中にあっても前を向いて歩んでおられる姿に本当に感激しております」「教団の状況が大きく今動いております。そうした中にあって、この表向きの大きな動きだけに目を捉われるのではなくて、やはり本当に神様が、明主様が何を望んでいらっしゃるのかを、心にいつも置いておかないといけないのではないかと思います」と語られました。
また、明主様が昭和25年2月4日にご発表になった御教え、「開教の辞 世界救世(メシヤ)教の誕生に就(つい)て」にふれ、詳しくご教導くださいました。
以下が、ご教導の要旨です。
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改めて、「開教の辞 世界救世(メシヤ)教の誕生に就(つい)て」をじっくり読ませていただくと、本当に、「新しいものが生まれる」という感じが強くいたします。世界メシヤ教創立出現について、明主様は、「何時も吾等が唱える処の、霊界に於ける夜昼転換の時期に愈(いよい)よ入ったからである」とみ教えくださっています。
夜昼転換ということは、私たちは、昭和6年6月15日、鋸山の啓示を受けられたことから始まりますね。夜昼転換ということは、ずっとその後も明主様は、おっしゃっていますよね。
この昭和25年の2月4日の御教えでも、「霊界に於ける夜昼転換の時期に愈(いよい)よ入ったからである」とおっしゃっています。
そして、「長年月に渉(わた)る暗黒時代によって人類の罪穢の少なからず堆積せる以上、それの清掃作用が行われなくてはならない、右の滅ぶべき不用物とは之を指して言うのである、而(しか)もそれと同時に昼の文化の建設が開始さるるのである、斯(かく)の如き空前絶後の一大転機とは、何を指すのであろうか、全く何千年否何万年以前より決定していた神のプログラムなのである」と、明主様はおっしゃっています。「昼の文化の建設が開始さるる」とありますが、まさに今我々が、「新しい段階の救い」と言っていることと同じじゃないのかなと思うんですね。
さらに明主様は、「神の大愛は如何なる形に表われるかを知らねばならない、即ち其具体化としては一切が滅ぶものと生き残るものとの何れかに決定さるるのである、然(しか)し乍(なが)ら右は止むを得ないとしても神の恩恵は、一人でも多く滅ぶるものを救わせ給わんとして、神の代行者を選び救世の大業を行わせ給うのである」とおっしゃっています。
「滅ぶものと生き残るもの」とありますが、要は、「早く赦しを受けなさい」ということなんですよね、これの意味するところは。「一人でも多く滅ぶるものを救わせ給わん」「一人でも多く」と明主様がおっしゃっている意味は、全部、全員、ということなんです。神様は、全部を子どもとしたいんです。
そして御教えの最後に明主様は、「嗚呼(ああ)、慶賀すべき時とはなったのである」というふうにおっしゃっていますね。明主様は、この昭和25年の時、とにかく今がね、大変大切な時だよと。こんなことは二度ないかもしれないよと思われたと思います。
そして今私たちが、神様のご努力によって、また多くの先達のいろんなご苦労があって、今ここにいるということは、千載一遇のチャンスだと思うんです。明主様ご自身が、「メシヤが生まれた」「新しく生まれる」というふうにおっしゃって、メシヤとして新しくお生まれになった。そのことを我々が知ることができたということは、もう千載一遇のチャンスだと思うんですね。
今は、本当に大切な時期だということで、ぜひ、明主様のみ心を、本当のみ心をお受けして、共に、皆さんと共に進んでいきたいなと思っていますので、よろしくお願いいたします。
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質疑応答の後、教主様ご一行は、岐阜市に移動され、岐阜教会信徒との夕食懇親会にご参加。教主様ご一行は、信徒からの悩みや御教え、ご教導に関する質問に対して、長時間にわたって親しく答えられました。
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