教主様とまゆみ奥様、真明様は、長野へのご出向に続いて9月22日、恵那市の恵那峡グランドホテルで、中津川・東農西の信徒約30人との夕食懇親会に出席されました。懇親会では信徒の会の代表が御礼の挨拶を述べた後、教主様が長旅の疲れも見せず、にこやかに挨拶をされ、和やかな雰囲気の中で歓談がもたれました。

翌23日には「教主様と思いを共にする中津川・東農西信徒の集い」が中津川市民文化会館で行われ、信徒約180人が参集しました。

教主様の先達のもと、全員で天津祝詞を奏上。ご浄霊をいただいた後、教主様が「はじめのお言葉」を述べられました。
続いて加藤地区本部長が教主様ご一行へお礼の挨拶を述べ、白澤代表が挨拶に立ちました。

次に、中津川の信徒が感謝奉告を行い、

「教主様のお言葉はおかしい、異質だと言われた時に、いや、教主様のお言葉はおかしくない、明主様が主神のみ旨をお受けになり、教主様をお使いになられ、全く新しいメシヤの救いの御神業をお進めになっておられる、と思わせて頂きました」

「ある時、草刈機で草を刈っていた時、絡まって草刈機が回らなくなりました。ビニールが巻きついて、奥の方に入っていって、どんなに頑張っても取れませんでした。こんな時に使わせていただいていいのかと思いましたが、『明主様と共にあるメシヤの御名にあって、させて頂きます、こんな時に使ってしまって申し訳ありません』と言ったら、シュルシュルと簡単に取れてしまい、びっくりしました。自分中心なお言葉の使い方だけど、それすらも赦してくださっているのだと思い、『メシヤの御名』は本当に身近なお言葉と感じ、より一層素晴らしいお言葉なんだと思わせて頂きました」

などの気づきと喜びを発表しました。

そして、教主様がご登壇。昨年の立春祭のお言葉に至った経緯について、いづのめ教団の成り立ちから、その後ご自身が置かれるようになった状況やその時のお気持ちなどをご説明されました。

続いて質疑応答が行われ、教主様は5人からの質問に細やかにご教導くださいました。

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<質問>

救世教の今後の存続が気になります。このたびの教団浄化において、小林執行部側の人たちに対して責める心が出てきてしまいます。

<教主様お言葉>(一部)

「教団は誰のものでもないですからね。明主様のものであり、神様のものでありますから。御心が成し遂げられるよう一番良い状況を作ってくださいますように、ということしかないと思いますよね。それはいわば神様がお決めになることだと思います。現象的なほうに我々はとらわれてしまいますから、ただ対立、破壊と見てしまうのが我々ですよね。だけどそこは、神様は創造主なんですから、常に新しいものを作ってくださっているんですね。浄化は破壊のように感じられるけれども、実は創造の業なんですよね。常に新しいものを作ってくださっているんです」

「責める心が湧いてきたなともし思ったら、神様がこのことを気がつかせてくださって、そこを赦して受け取ったよということに気がついてほしいということですね。人間の中には色々なものが入っていますから。全人類のものが遺伝子として入っていますからね。責める心が湧かないようにするなんて無理ですよね(笑)。今日くらいはできても、明日何か起きたらまたできなくなりますよね(笑)。神様は、努力するのは認めるけれど、無理なことに気が付いて、お手上げ状態になって、赦しを受けてほしいんだよと。メシヤの御名にある赦しを受けて帰ってきてほしいんだよとおっしゃっていると思います。一人だけの問題ではなく、全人類のバランスが悪いものをお前のところに集めたのだから、お前を通して受け取るよ、とお使いくださっているんです。責める心を、救いの業にお使いくださっているんです」

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また真明様は、ドイツご出向や世界布教に関連しての信徒からの質問にお答えになり、

「明主様は、ヘンデルの『メサイア』という曲が大変お好きでしたが、本来あの曲はイエス・キリストを讃えている歌ですよね。そういう目的で作られた曲ですよね。けれども明主様は、あれは自分のことを讃えている歌だとおっしゃいました。そのことを私は、イエス・キリストに宿った霊と明主様に宿った霊が、実はメシヤという御名がついた一つのものであったということだと受け止めています」

「明主様がメシヤ教開教の時に願っておられたこと、明主様が本当に待ち望んでいた世界がこれからできていくと思います。あっちの神様がどうだ、こっちの神様がどうだ、という争いがずっと続いているわけですけれども、全人類がメシヤの御名に結ばれたものであるならば、我々は本当の意味での兄弟姉妹となることができるんですね。本当の親である唯一の神様のもとに兄弟姉妹が全部そろって、神様にお仕えさせていただく。神様がそういう素晴らしい世界にしてくださると思います」

などとご教導くださいました。

次に教主様が「終わりのお言葉」を述べられ、信徒が感謝と決意を発表。参加者全員で「偉大なる御光」と「家路」を高らかに斉唱しました。

その後、信徒からのサプライズで、9月30日の教主様お誕生日をお祝いし「ハッピーバースデートゥユー」を全員で歌い、花輪と花束が教主様に贈呈される一幕があり、教主様も満面の笑みでお応えになり、感謝の言葉を述べられました。

最後に記念撮影を行い、教主様ご一行は一人ひとりに握手をされ、日頃の御用に対する労いの言葉をかけられたり、浄化者の病状を聞かれたりするなど親しく交流されました。

参加した信徒にとっても、全く新しい営みにまい進する決意と喜びに満ちあふれた一日となりました。

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