アンニョンハセヨ(こんばんは)!

教主様ご一行が到着されて2日目の今日、馬山浄霊センターで各地から参集した拠点長との懇談会が行われました。

はじめに、教主様による先達のもと、全員で天津祝詞を奏上。ご浄霊をいただいた後、教主様が「はじめのお言葉」を述べられました。続いてユン本部長が挨拶に立ち、「今までご教導をもとに御教えを勉強してきましたが、韓国本部発足以来、初めて教主様をお迎えしてご教導いただけること、心より感謝申し上げます」と述べました。

次に白澤代表が、自称・世界救世教責任役員会の動向の他、大阪で執り行われた秋季大祭やブラジルで発足した世界メシア教について報告。韓国本部がいち早く教主様を支持する方針を打ち出し、信仰信念に基づいて全く新しいご神業にお仕えする意思表示をされたことに感謝の意を表し、「私ども一人ひとりが、明主様と共にあるメシヤの御名に込められた神様の御光をお受けし、そしてそれを韓国に、世界に宣べ伝えていくご神業にお仕えさせていただきましょう」と呼びかけました。

教主様は、昨年の立春祭のお言葉に至った経緯について、約30年前の教団浄化を振り返りつつ「教主の座」についてのお考えや、いづのめ教団が教主中心を旗印にして設立されたことに触れ、その後ご自身が置かれるようになった状況などを語られました。

その後の質疑応答では、専従者からの質問に対して、時間をかけて親しくご教導くださいました。

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<質問>

韓国では、長年治療的な側面の強い浄霊に取り組んできたように思います。全く新しい営みにおける浄霊について、教主様からお言葉をいただいていますが、自分も含めなかなか切り替えられない現実があるように思います。どのように転換を許されていったらよろしいのか、ご教導ください。

<教主様お言葉>(一部)

日本も同じことです。明主様が浄霊を私たちに教えてくださって、信徒なら誰でも浄霊をさせてくださるようにしてくださり、浄霊により多くの奇蹟があるということも知ることができましたね。浄霊の奇蹟そのものが私たちの目的ではないと思います。やはりすべてのことを神様の創造の目的から考えてみないといけないと思います。神様の創造の目的は、ご自身に似た子どもを生むということ。そして、そのために人間に対して、「早く、もともとあなた方を生んだ天国に立ち返ってほしい。そして、本当の親である神様を知って、その元に立ち返ってきてほしい」ということで、一生懸命神様が努力してくださっていると思います。浄霊をその目的のために私たちに教えてくださったと思います。

明主様は、薬毒ということをおっしゃっていましたね。その意味を考えてみたいと思います。薬も万物ですね。分子からできています。その分子には核があります。万物の分子の核の中には、神様の創造のみ旨がインプットされていると同時に、万物は神様の創造のお役に立ちたいと願っています。人間は万物でできています。万物があるから、意識を働かすことできる。万物と我々は一体ですね。ですから我々がここにいること自体が、神様が創造していらっしゃる表現ですね。私たちは万物を自分の目的のために利用してきたのではないでしょうか。万物をないがしろにした、すなわち神様の思いをないがしろにした思いをもって、薬を、自分の体をなんとかしてほしいという思いで飲んだり使ったりしたら、やはり万物は喜ばないのではないでしょうか。明主様が薬が毒だとおっしゃった意味は、我々が万物をちっとも顧みることなく、神様のご意思を顧みることなく薬を使う、医療の技術を使うということは、神様のみ旨から離れたものになってしまうよということを教えてくださろうとしたのではないでしょうか。

ですから私は、もしどうしても薬を摂らなければいけない状況に置かれた場合は、万物に感謝するように薬に感謝して、神様が私たちをご自分の子どもとするために万物も用意してくださって、万物はそのために一生懸命働いてくださって、そういう思いをもって薬を使わせていただくことは決して悪いことではないと思います。そのことは、万物が、神様が、お喜びになることだと思います。

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教主様が「終わりのお言葉」を述べられた後、記念撮影が行われ、最後に教主様ご一行は参加者一人ひとりと握手をされました。

参加者にとって忘れられないひとときとなった懇談会。明主様と共にあるメシヤの御名にあって、明主様が本当に願われるご神業にお仕えしていく決意を新たにしました。

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