12月2日(日)、聖地瑞雲郷の主之光教団総本部御神前で、午前と午後の2回にわたって執り行われました。
御神前には、全国から集まった神饌のお初穂、農産物がところせましと並びました。琴の音とともに祭員が入殿。祭司が「~全世界の信徒と共に 斯(か)くも慈(いつく)しみ溢(あふ)るる主神の栄光の御業を御讃へ奉り そが恵み深き愛に応へ奉らむと この年の御初穂を供へ奉るに併せて 自らに結ばれたる全人類とその父母先祖と共に また万物と共に 己(おの)が生命(いのち)と意識と魂を 明主様と共にあるメシヤの御名にありて主神に捧げ奉り 今日の吉日(よきひ)に新穀感謝の御祭を仕へ奉る~」と、祭主であられる教主様がお作りになった「新穀感謝祭祝詞」を奏上しました。祭司と白澤代表が玉串を奉奠し、参拝者全員で天津祝詞・善言讃詞を奏上。続いて御讃歌を奉唱し、御教え「自然農法の原理」を拝聴した後、白澤代表が御浄霊を取り次ぎ、信徒が感謝奉告を行いました(午前1人、午後1人)。
挨拶に立った白澤代表は、冒頭、今年一年の教団の動きを「今年ほど大きく揺れ動き、また大きく全く新しい御神業が進展した年は、いまだかつてなかったのではないか」と振り返りました。また、主之光教団の多大なる協力によって祭典が実現できたことに改めて感謝を述べました。
そして「新穀感謝祭祝詞」にある「御初穂」の意味について、辞書では“この年最初にとりいれた穀物、野菜、果物などの総称”を指すが、それは万物を養い育ててくださっている神様の表現そのものであること、そして一時も止まることのない神様の創造のみ業の中で、神様の子どもとなるために養い育てられている“私ども自身の心も身体も”賜った初穂としてお供えさせていただくべきである、と取り次ぎました。
続けて、歴代の教主として初めて韓国へ、そして四国の宇和島を皮切りに、松山、広島、北九州へ、まゆみ奥様、真明様とご一緒にご巡教くださり、信徒の皆様と親しく接してくださっている教主様のご様子を伝えました。さらに、真明様が11月末からオーストラリアにご出向くださるなど、教主中心の御神業が確実に大きく進展していることを報告しました。
そして「明主様が世界救世(メシヤ)教を開教されたみ心、明主様が御自ら体現された『メシヤとして新しく生まれる』ということが、全人類待望の救いの本質、福音であることを、全世界に宣べ伝える使命を帯びている自分であり、そのために存在しているのだと自覚できたことが、何よりも代えがたい、私自身の救いそのものであると信じております」との思いを吐露。もうすぐ完成予定の「神様の子どもとなるために(改訂版)」のリーフレット配布、「御光献金」の取り組みを通して、「神様が一時の休みもなく進めておられる未来の創造の御神業に共々に参画させていただきましょう。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます」と呼びかけました。
結びに、「明主様と共にあるメシヤの御名にあって、教主様を先頭に、全く新しい信仰の学びと実践に努めさせていただき、『どこまでも教主様と一つ心に』を合言葉に、大いなる希望を胸に、共に歩ませていただきましょう」と呼びかけました。
最後に、教主様が作詞された「家路」を参拝者全員で声高らかに斉唱しました。