オーストラリアへご出向中の真明様は、12月2日、シドニー浄霊センターの月次祭とおひかり拝受式にご臨席されました。

オーストラリア国内各地から信徒が集まった中、はじめに真明様が、このたび教主様と真明様が新たに作成された、英語での月次祭祝詞を奏上。続いて真明様の先達のもと、全員で天津祝詞を奏上し、「光のお言葉」「誓いの言葉」「祈りの言葉」を奉唱しました。

ご浄霊をいただいた後、引き続きおひかり拝受式が行われました。真明様は3人の新規入信者に「おひかり」を親授され、会場から温かな拍手が送られました。

次にオラシオ・ゴドイ教会長が挨拶に立ち、遠く日本からお越しくださった真明様にお礼の挨拶を述べ、いづのめ教区の白澤代表の名代として真明様に随行した三浦先生をはじめ、主之光教団の専従者や、いづのめ教区のスタッフを紹介。真明様より布教用リーフレット『Who we are』を昨日ご下付いただいたことに触れ、多くの人々に救いの福音を伝えていこうと信徒に呼びかけました。

続いて、オーストラリア信徒を代表してアナ・カロリーナさんが決意発表を行い「オーストラリアに、正当な教主の座の継承者であられる真明様をお迎えさせていただけることは、大変光栄なことであり、非常にうれしく思います。私たちにとって、この瞬間に立ち会わせていただけることは、言葉では言い表せないほどの深い感謝の気持ちがあります。真明様のご訪問は、明主様からの素晴らしいみ恵みとお許しであり、私たちの正当な教主であられる教主様のご教導と、将来の正当な教主であられる真明様のお言葉とメッセージを通して、明主様に近づかせていただける機会であります。私たちは、明主様と明主様の御教えの真の意味を、真摯な信仰姿勢をもって求めていきたいと願っています。そして、どこまでも教主様と一つ心で、私たちの心の中に存在する地上天国の建設に向かって歩ませていただきます」と述べました。

挨拶に立たれた真明様は、はじめに、教会長とオーストラリアの信徒に、オーストラリアに来る貴重な機会を与えてくれたことへのお礼を述べ、カロリーナさんの教主様と共に前進したいという力強いメッセージを聞いて感動した旨を語られました。

続いて教団浄化に触れ、「日本やオーストラリアの方々が立ち上がって教主様を支持してくださったことは、“教主様を通して明主様のみ業に本当にお仕えしていきたい”、“この道を歩み、人生を明主様のご聖業に捧げたい”という私の決意をより強くしてくれました」「世界中の信徒の皆様が、教主様を通して明主様のメッセージを求めていることに感謝の気持ちでいっぱいです」と心情を吐露し、さらに次のようにお話しくださいました。

「明主様は、メシヤとして新しく生まれたとおっしゃいました。明主様はメシヤとして新しくお生まれになりましたが、私たちも同様にメシヤとして新しく生まれることが運命づけられていると思います。主神は、私たちの信仰をメシヤの御名のもとに目覚めさせてくださったのです。明主様は、メシヤの御名は『キリストの再臨』を意味するということをおっしゃいました。そして、『キリストの再臨』について、メシヤと『キリストの再臨』は同じである旨をおっしゃっています。人類はこれまで、『キリストの再臨』は一人だけだと信じてきました。しかし私は、明主様のご存在は、私たち一人ひとりが『キリストの再臨』になり得ることを私たちに示してくださっていると思います。私たちは、キリストの魂を、メシヤの魂を持たされているのです。これはとてもシンプルで明瞭なメッセージですが、同時に計り知れないほど大きく、神聖なメッセージだと思います。このことは、私たち世界救世教信徒だけではなく、キリスト教徒やユダヤ教徒、そして全人類にとって大きなメッセージだと思います。私たちは神様にとって、とても重要な時期に生きているのです」

「明主様とイエス・キリストはメシヤの御名のもとに一つです。キリスト教と世界救世教は別の宗教団体ですが、一つです。なぜならば、神様はお一人だからです。唯一の神のメッセージは、ただ一つなのです。キリスト教と世界救世教の神様は同じ神様です。多くの人々がこのメッセージを待ちわびていると思います。私の人生の中でどれだけのことができるか分かりませんが、このメッセージを信じ、世界に伝えていけることを心から楽しみにしていますし、このメッセージを信じる人が増えれば、世界はひっくり返ると思います」

「明主様は、地上天国建設の時がきた旨をおっしゃいましたが、私たちがメシヤの御名のもとに結ばれることが、まさに地上天国建設の完成であると思います。私たちの使命は重大で、勇気をもって前進していきたいと思います。明主様のみ業が全く新しい段階へと至った今年は、私たちにとって新たなスタートの年となりました。お互いに励まし合いながら、この大切なメッセージを伝えてまいりましょう」

祭典終了後には浄霊センターの敷地内でバーベキューが行われ、真明様は信徒からの握手や記念撮影に応じられるなど、親しく交流されました。この日は、オーストラリア教会にとって、新しい出発の日となりました。

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