「豊穣祈願祭」、おめでとうございます。

春の予感に心浮き立つ頃となりました。

只今は、神様の子どもたるメシヤとして新しくお生まれになった明主様に結ばれたものとして、メシヤの御名にある「豊穣祈願祭」を執り行わせていただけましたこと、主神と、主神とご一体であられる明主様に心より感謝申し上げたいと存じます。

 

はじめに、昨日、世界救世教主之光教団は、三年に一度の役員改選の時を迎え、教団の規則に基づき新たな役員が選出され、責任役員会において、代表役員・理事長として私を改めて選任いただきました。

そして、その後、総本部ご神前において認証式が執り行われ、謹んで教主様のご認証を賜りました。

また、現在の教団の状況を鑑み、仲泊弘管長には名誉会長として、東本勝之先生には会長として、引き続き大所高所からお力添えいただきますよう、新たな責任役員会として委嘱させていただきました。

本日は、先ずこのことを、全国の信徒の皆さまに謹んでご報告申し上げます。

 

ここで、昨日の代表役員認証式におきまして、教主様より賜りましたお言葉をお伝えさせていただきます。

 

成井理事長に対する認証書交付にあたって

 

只今は、明主様のお許しをいただき、謹んで認証書を交付させていただきました。

  現在、教団は大きな変化に直面しておりますが、それは、私どもがすでに新しい養いの中にあって導かれている現れであると思います。

そうした中で、教主の認証ということが取り上げられ、問題として表面化しております。

  私は、認証という行為の意味について、改めて考えざるを得ません。

私どもは、自分たちの進むべき方向と方針を定め、状況を判断し、話し合いを行いながら、物事を決定し、それを実行に移しておりますが、教団という組織の中で、教主の認証が必要であると定められているということは、こうした様々な判断や決定を人間だけの判断や決定で終わらせるのではなく、自分たちで判断し、決定したことを、明主様にご奉告し、明主様のみ心をお受けしようとすることが、いかに大切なことであるかを示していると思います。

  主神は、ご自身の創造のみ旨を成し遂げるために、私どもの思いをお使いになって、常に働きかけ、私どもと交流なさろうと努力してくださっていると思います。

そのために、主神は、私どもが明主様を通して主神にご奉告することを赦してくださっていると思います。

この大きな愛にお応えし、私は、どんな些細なことの中にも、主神の赦しと養いがあることを認めて、感謝し、何事も明主様と共にあるメシヤの御名にあって、主神にご奉告し、主神に心を向けさせていただくことが大切な御用であると感じております。

私は、主之光教団の皆様が、私と思いを共にし、常に私を支えてくださっていることを大変ありがたく、また、心強く思っております。

そうした皆様の中から選ばれた成井新理事長を、私は心から信頼いたします。

そして、成井理事長のもとにある主之光教団の執行部の皆様、また、成井理事長と共に歩むいづのめ教区の皆様、東方之光教区の皆様を信頼し、新しく出発される皆様のこれからの歩みに大いに期待しております。

私は、主神が明主様を通してお示しくださり、今もお示しくださっている、真(まこと)の信仰に近づかせていただき、民族、文化、言語等の違いを越えた、全人類に対する新しい段階の救いの御用に、少しでもお役に立つことができますよう、成井理事長を始めとする皆様と共に前進してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

世界救世教教主 岡田 陽一

 

教主様は、このようにご教導くださいました。

私は、この度賜りましたお言葉を通して、教主様のご認証をお受けすることの本当の意味について、極めて大切なことに目覚めさせていただきました。

私は、教主様のご認証について、教主様が私どもを代表してくださり、私どもが判断し、決定したことを、明主様にご奉告してくださると共に、教主様が明主様のみ心をお受けになり、私どもにお示しくださる、極めて神聖であり、重要な行為であると受け止めさせていただきました。

ですから、私は、教主様のご認証によりまして、新たに代表役員・理事長を拝命いたしましたことを、重大なこととして心に深く刻ませていただきました。

 

また、私は、一昨年以降、教団の状況が大きく揺れ動いている中にあっても、多くの信徒の皆さまが、教主様のもと、明主様の「全く新しい信仰」の道を共に歩んでくださり、その学びと実践に真心込めて努めてくださっておりますことに対しまして、教団を代表し厚く御礼申し上げます。

私は、信徒の皆さまによって、どれだけ大きな勇気をいただき、不退転の思いをもって進ませていただけているのかを思います時、誠にありがたいことと心より感謝申し上げております。

皆さま、本当にありがとうございます。

主之光教団の新執行部は、「どこまでも教主様と一つ心に」、明主様の「世界救世(メシヤ)教」開教のみ心を求めて、一途に進ませていただきます。

私は、“明主様の真実”の信仰の灯(ひ)を、何があっても力強く掲げてくださっている教主様のもと、白澤道夫代表を中心とするいづのめ教区の皆さまとの力強い連携・協働体制を堅持し、明主様の「全く新しい信仰」の道をひたむきに、皆さまとご一緒に歩んでまいりたいと存じます。

皆さま、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

先程は、全国の信徒の皆さまを代表して、九州布教区長崎布教所の松村貴子さんが感謝奉告をしてくださいました。ありがとうございました。

松村さんは、昨年の「御生誕祭」に参拝された喜びと貴重な学びをご奉告くださいました。

私どもも、神様の愛と赦しと救いのみ旨が込められた「メシヤの御霊」が、自らのうちに燦然と輝いていることを明主様からお知らせいただいたものとして、メシヤの御名にあって天国に立ち返らせてくださる尊い御業に、どんな時も希望をもってお仕えさせていただきたいと存じます。

 

さて、先般217日には、大阪において、主之光教団といづのめ教区が合同で教主様のご出座を仰ぎ、主之光教団といたしましては布教現場において初めてとなる「おひかり拝受式」をお許しいただきましたこと、主神と、主神と共におられる明主様に心より感謝申し上げます。

教主様には、日々東奔西走のご公務にも拘らず、私どものためにご出座くださり、直接「おひかり」をご親授くださいましたこと、心より厚く御礼申し上げます。

また、私どもが、本年より素晴らしい「おひかり拝受式」に参画させていただくにあたり、様々にご配慮くださいました白澤代表、川谷副代表、大野北陸関西地区本部長はじめ、いづのめ教区の皆さまに心から感謝申し上げます。

明主様は、「長き世を迷ひ迷ひて来つる吾神の光に目覚めし嬉しさ」という御歌を私どもに授けてくださいました。

今、私どもは、教主様のご教導に与り、明主様を模範として、神様の子どもたるメシヤとして新しく生まれることを大切にしています。

私どもは長い間、自らのうちにある神様のご存在と、その真に尊い親心を忘れたまま、神様に対して何か事ある毎に、愛と赦しと救いを求め一喜一憂を繰り返す堂々巡りの生き方を続けてまいりました。

私どもは、教主様を通して、神様の親心を知らず識らずのうちに蔑ろにしてきた姿に気づかせていただきました。

教主様は、神様が、そのような私どもを「夜昼転換」によって赦してくださり、さらに、「メシヤの御名」にある赦しを一人ひとりのうちにご用意くださり、私どもを一人残らず天国に迎え入れようとしてくださっていることをお示しくださいました。

こうして、私どもは、本当の親であられる神様が、私ども一人ひとりの中で生き生きと生きておられることに目覚めさせていただきました。

そして、教主補佐・真明様は、“神様が親でいらっしゃる天国の家族があるんです”という趣旨のお話をしてくださっていますが、私どもは皆等しく、“天国の家族の一員”であることを思い出し、すべてのものと共に、自らのうちにある天国に心を向け立ち返るための養いをお受けしていることを知るものとしていただきました。

私は、私の中に、はじめから授けられていた、こうした「天国の福音」を思い出させていただいた感謝と悔い改めの心をもって、神様に対する本当の喜びと申し訳なさ、畏れ多さに多少なりとも気づいて生きていくことを、この度の拝受式を通して、自らに確認させていただきました。

ですから、私は、私自身が、教主様より、もう一度「おひかり」をご親授いただくような思いを持って拝受式に臨ませていただき、真に新しい出発をさせていただきました。

そして、私の中に成し遂げてくださっている神様の親心を全身全霊にお受けさせていただきます、という思いを、明主様と共にあるメシヤの御名にあって、神様にご奉告させていただきました。

私どもは、こうした喜びと「おひかり」を胸に、すべての人の中にも、主神の大光明燦然と輝く光が、愛と赦しと救いのみ旨と共にいつも輝いていることを、新たにいただいたリーフレット「神様の子どもとなるために」と「会う・聞く・浄霊」をもって、一人でも多くの方々にお伝えしてまいりましょう。

 

話は変わりますが、本日の「豊穣祈願祭」において、全国の自然農法実施農家をはじめ、家庭菜園に取り組んでいる方々から聖地に寄せられました種子をお供えし、今年一年の豊かな実りをお祈りさせていただきました。

同時に、私は、教主様が私どものために作成してくださり、本日の祭典で奏上された「豊穣祈願祭祝詞」を通して大切なことを心に刻み、参拝させていただきました。

私は、メシヤの御名にある「豊穣祈願祭」をお許しいただいたものとして、自らの本当の生みの親、育ての親であられる主神に対しまして、自分自身をお供えさせていただく思いをもって、本年も新しく生まれるための真に尊い養いを賜りますよう、心からの祈りを捧げさせていただきました。

本年も私どもは、主神の未来を創造する全く新しい救いの御業の中に置いていただいている喜びを胸に、メシヤの御名にあってすべてを委ねさせていただき、神様の子どもとしてしっかりとした実を結ばせていただけますようお仕えしてまいりましょう。

 

また、本日は皆さまにたいへん嬉しいお知らせがございます。

この度、教主様は、お詠みになったお歌を毎月私ども信徒にご発表くださることとなりました。

本日、皆さまにお配りした、「『教主様のお歌』ご発表のお知らせ」の中にも記されていますが、昨年は、教主様作詞の「家路」の斉唱を通して、教主様のご教導に込められたお心に触れることが出来たとの喜びのご報告が数多く寄せられました。

こうしたことから、私どもは、いづのめ教区の白澤代表とご一緒に、教主様にお歌を賜りますようお願い申し上げたところ、快くご了解をいただきました。誠にありがたいことと存じます。

「教主様のお歌」は、教団機関誌「真善美」に4月から掲載させていただきます。

私どもは、「教主様のお歌」を心待ちにさせていただき、ひたすら明主様の真実を求めてご教導くださる教主様のお心に、より一層触れさせていただき、そのお心にお応えさせていただけますよう努めてまいりましょう。

 

終わりに、今月30日には、主之光教団といづのめ教区が合同で教主様のご出座を仰ぎ、「リーガロイヤルホテル(大阪)」において、本年の「春季大祭」を執り行わせていただきます。

私ども一人ひとりを、ご自身の子どもとして天国に迎え入れようとしてくださっている主神が主宰される、メシヤの御名にある「春季大祭」として、祭主を務めてくださる教主様と一つ心で、全国の皆さまと共に大いなる感謝をもって臨ませていただきましょう。

 

「春季大祭」に向かう今月も、皆さまの日々のご神業奉仕の上に、大いなるみ恵みと安らぎを賜りますよう心よりお祈り申し上げます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

ありがとうございました。