6月15日、静岡県沼津市の「プラサヴェルデ キラメッセぬまづ」において地上天国祭が挙行され、海外信徒を含む約5000人が参集しました。

午後1時開式。教主様がご入座になり、地上天国祭祝詞を奏上されました。続いて教主様ご先達のもと、天津祝詞・善言讃詞を全員で奏上。明主様にご挨拶し、御讃歌を奉唱した後、御教え「開教の辞 世界救世(メシヤ)教の誕生について」を拝聴し、教主様よりご浄霊をいただきました。

成井理事長の挨拶の後、ビデオ「神さまの子どもとなるために ~教主様 アメリカご巡教~」が上映され、熱気と歓喜に包まれたご巡教の様子が紹介されました。

次に、教主様の後継者であられる真明様がご登壇。聖地ではない外部会場であっても、心一つに祭典を執り行えることが何よりも大切なことであり、私たちの中にこそ、本当の聖地があり、祭典を通して感じる喜びや感動は、本当の聖地で神様と共にいる喜びである旨を述べられました。

また、明主様にとっての救いの結末である「メシヤとして新しく生まれること」こそが、病が治る人も治らない人も、全人類が平等に賜ることのできる救いであること。「私が出てはじめて人類は救われる」とおっしゃった明主様のみ心が凝縮されたリーフレットだからこそ、自信と確信を持って配布できることを語られ、メシヤの御名に結ばれる救いの御用に「皆様と共に精一杯お仕えしてまいりたい」と力強く語られました。

ここで、教主様がご登壇になりました。私たちが、私たちの意識の中心に存在する天国で、主神より、主神の子供となるために生まれ出たものであること。私たちは、その主神の思いを忘れ、自分の思いを優先し、おごり高ぶって生きてきたこと。そのような私たちが、主神の子供として天国に立ち返ることのできるよう、主神がメシヤの御名という道を用意し、その赦しと恵みを告げ知らせ、私たちが光を持たされ生まれてきていることを思い出させてくださったことが、夜昼転換の啓示である旨ご教導くださいました。

夜昼転換の時期に入るか否か、それが現界に移写されるか否かは、一人ひとりが自分の中に光が存在していることを認め、認めたことを主神にお返事するかどうかにかかっていると説かれ、「あなたの光はわたしの中に確かに存在しています」と明主様を通してお返事することを呼びかけられました。

最後に、イエス・キリストの父なる神と、明主様が「エホバ」「天の父」とお呼びになった主神は同じ唯一の神であることを説かれ、「明主様と共にあるメシヤの御名にあって、すべてのものと共に、主神をお讃えさせていただきましょう」と締めくくられました。

舞台準備の後、明主様が信徒による合唱を切に願われたヘンデル作曲の「メサイア ハレルヤコーラス」が、260名の信徒によって奉納されました。指揮は野村ふじをさん(宇都宮浄霊センター)、伴奏は市岡直也さん(浦和浄霊センター)。合唱が終わるや、立ち上がられた教主様とまゆみ奥様、真明様をはじめ、参拝席から惜しみない拍手が送られました。

次に、教主様が作詞され、ご発表からちょうど1年になる「家路」を、参拝者全員で斉唱しました。

大祭終了後、教主様とまゆみ奥様、真明様は万雷の拍手の中をご退場になり、握手に応じられたり声をかけられたりされるなど信徒と親しく交流されました。

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