教主様は、9月7、8日に神奈川へご巡教になりました。教主様の後継者であられる真明様が同行されました。
信徒の集いが8日に開催され、教主様は、私たちが明主様のお示しくださった真(まこと)の救いのみ業にお仕えさせていただこうと努めることができるのは、神様が明主様を通して私たちを力強く導いてくださっているからであることを説かれました。そして、神様の目的は私たちが神様の子供となることであり、それは、神様が現れられることであること、そして、神様にお仕えするということは、神様が現れるために生まれてきたという自覚を持つことであるとご教導になりました。
この全人類に対する救いを、明主様が明確に打ち出されたのが世界救世(メシヤ)教の開教であり、その時の明主様の思いは、一貫して私たちの中を貫き、今も貫いていると述べられ、「メシヤの揮わせらるる大神力」をもって、全人類の救いのみ業を成し遂げておられる主神の御用に、明主様を先頭に、私たちが一丸となってお仕えさせていただく時がきたことを、はっきりとお説きくださいました。
真明様は、明主様が教団名に「メシヤ」、機関紙名に、きわめてキリスト教的な用語である「栄光」(英語でglory、グローリー)を使われ、「キリスト教と呼応する」「メシヤ教はよほどキリスト教と近くなる」などの御言葉を遺されたことに言及。
また、最晩年に明主様は、「新しく生まれた」とおっしゃり、『新約聖書』の「ヨハネによる福音書」にある「だれでも新しく生まれなければ、神の国を見ることはできない」との言葉を、文字通り体現されたお方であることに触れられました。
明主様が、それほどまでに本教とキリスト教とが密接不離な関係であることを明確にお示しになっていたにもかかわらず、これまで教団としてそのことを継承してこなかったと述べられました。
しかし、この明主様のみ心が今、教主様を通して私たちに伝えられていることを熱意をもって語られました。
教主様と真明様は、多岐にわたる信徒からのお伺いにも親しくお答えくださいました。その後、信徒有志による「メサイア ハレルヤコーラス」が奉納され、最後に全員で「家路」を斉唱しました。
また、教主様ご一行は集いの後、昼食懇親会にご出席になり、信徒と食事を共にされました。