教主様は、9月21~24日にかけて山口・福岡・熊本へご巡教になり、まゆみ奥様と、教主様の後継者であられる真明様もご同行になりました。

22日には山口、23日には博多で「おひかり拝受式」が執り行われ、教主様が入信希望者に「おひかり」を親授されました。24日には熊本で、九州信徒大会が開催されました。

九州信徒大会において教主様は、神様の目的は、私たちが神様の子供となることであり、それは、神様が現れられることであること、そして神様にお仕えするということは、神様が現れるために生まれてきたという自覚を、私たちが持つことであるとご教導になりました。

この全人類に対する救いを、明主様が明確に打ち出されたのが世界救世(メシヤ)教の開教であり、その時の明主様の思いは、一貫して私たちの中を貫き、今も貫いていると述べられ、「メシヤの揮わせらるる大神力」をもって、全人類の救いのみ業を成し遂げておられる主神の御用に、明主様を先頭に、私たちが一丸となってお仕えさせていただく時がきたことを、はっきりとお説きくださいました。

真明様は、明主様が教団名に「メシヤ」、機関紙名に、きわめてキリスト教的な用語である「栄光」(英語でglory、グローリー)を使われ、「キリスト教と呼応する」「メシヤ教はよほどキリスト教と近くなる」などの御言葉を遺されたことに言及。
最晩年に明主様は「新しく生まれた」とおっしゃり、『新約聖書』の「ヨハネによる福音書」にある「だれでも新しく生まれなければ、神の国を見ることはできない」との言葉を、文字通り体現されたお方であることを述べられました。
明主様が、それほどまでに本教とキリスト教とが密接不離な関係であることを明確にお示しになっていたにもかかわらず、私たちが長い間そのことに焦点をあててこなかったことに触れられました。
しかし、神様が明主様に託され、キリスト教徒を含む全人類が待っているこのメッセージを今、教主様によって初めて教えていただいていることを熱意をもって語られました。

教主様と真明様は、多岐にわたる信徒からのお伺いにも親しくお答えくださり、最後に全員で「家路」を斉唱しました。
その後教主様ご一行は、参加者全員と握手をされ、喜びに満ちた信徒のお見送りの中、会場を発たれました。

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