明主様とイエスは一つ
問
私の娘はミッションスクールに行って居るのでございますが……。
明主様
ええ、いいじゃないですか。
問
学校ではキリストを拝み、家に帰ると観音様を拝む事が何だか……。
明主様
キリストも観音様も同じことですよ。キリストは西洋の観音様、観音様は東洋のキリストです。だから、あんたの娘さんが洋服を着たり、和服を着たりするのと同じだと思えばいいんです。
(1949年3月13日『御光話録』5号)
《教主様》
明主様は、私たちのために、私たちを代表して悔い改められ、罪の赦しをお受けになり、人は必ず死ぬという、今までの限りある命をお捧げになり、メシアとしての新しい命、永遠の命に甦られました。…
イエスは、十字架にかかり、全人類の罪を贖い、死人の中から甦り、復活し、キリスト、すなわち、メシアとなられました。
明主様は、主神が明主様を地上にお遣わしになった御心と、イエスを地上にお遣わしになった御心とは一つであることを、私たちに気づかせてくださいました。
メシアの御名は、ユダヤ教、キリスト教などの特定の宗教や宗派、また、特定の民族のためにあるのではないことを気づかせてくださいました。
誰もが主神の子供たるメシアとして新しく生まれ、主神の永遠の命を授けていただくことができるのです。
(2019年4月21日「春の大祭並びにアメリカ世界信徒大会」)
《真明様》
私たちの新しいリーフレット(『神様の子どもとなるために』)に書かれていますように、二千年前、イエス・キリストはご自身の命を捧げられ、私たちの罪を、全人類の罪を贖ってくださいました。そしてイエスは甦り、神様の子どもとして、キリストとして、メシアとして神様のみ旨を成し遂げられました。明主様は、1954年、メシアとして新しくお生まれになりました。
明主様とイエス・キリストは二人で一つ。メシア教とキリスト教は二つで一つ。なぜならば、神様のみ旨は一つだからです。それは、私たち全人類を、神様の子どもであるメシアとして新たに生まれさせることです。これが、神様の唯一の願いです。
この神様のみ心ははっきりしていましたが、このことはキリスト教においては完成されませんでした。だからこそ神様は、明主様をこの世にお遣わしになる必要があったのです。ですから、私たち救世信徒の使命は果てしなく大きく、また重大なものです。私たちは、キリスト教においては成し遂げられなかったことを完成させなければならないのです。全世界に神様の本当の救いを宣べ伝えていくのは、私たちであり、私たちの教会であり、私たちの宗教なのです。
(2018年9月2日「ドイツ・フランクフルト教会月次祭・青年の集い」)
『グローリー』No. 9, 2020/10月号掲載