PDF: 御生誕祭_教主様お言葉

 

於:グランドニッコー東京台場(パレロワイヤル)

 

皆様、本日は、「世界メシア教 御生誕祭」おめでとうございます。
 本日の祭典行事につきましては、「グランドニッコー東京 台場」の皆様のご理解とご協力、また、格別のご配慮をいただきまして、開催させていただくことができました。ここに、「グランドニッコー東京 台場」の皆様に、厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございます。

 

誠に畏れ多いことではありますが、私どもの創造の主なる主神のみ旨は、全人類をメシアの御名に結び、ご自身に似た子供を生むことであります。
 それは、私どもから申せば、み旨に従って、主神の意識を継承する子供たるメシアとして新しく生まれ、永遠に生きるものとならせていただくことであります。
 明主様は、私どもと同じように、目に見えるご肉体をもって世にお生まれになり、ご自身に課せられた使命を全うすべく、私ども信徒と共に人生を歩まれました。
 その歩みの中で、満71歳の時、突然脳溢血の病にお倒れになりましたが、驚くべきことに、その症状が続く中で、メシアとして新しくお生まれになったことをご発表になりました。
 しかも、このことは言葉だけではなく事実であるとされ、ご自身が驚かれるとともに、大きな喜びをもって、私どもにお伝えくださいました。
 その翌年、明主様は、私どもと同じように、地上でのご生涯を全うされ、ご昇天になりました。
 明主様は、私どもと同じように、ご肉体のご両親を通しての子供として世にお生まれになっただけではなく、主神の子供として新しくお生まれになったのです。
 このことは、私どもが何のために世に生まれてきたのか、まさにそのことを私どもにお示しくださった、と私は思わずにはいられません。
 主神は、私どもの、否、全人類の模範として、明主様を地上にお遣わしになったのです。
 私は、明主様を全人類の模範として世にお遣わしくださった主神に対し、そして、全人類が主神の子供たるメシアとして新しく生まれるべく、今も主神と共にご努力くださっている明主様に対し、皆様と共に、心からなる感謝を捧げさせていただきたいと思います。
 そして、明主様が、私どもの模範となられるために、私どもと同じように、ご肉体をもって世にお生まれになったことをお祝い申し上げるみ祭りを、皆様と共に執り行うことができましたことを大変嬉しく、ありがたく思っております。
 皆様、誠にありがとうございました。

 

さて、キリスト教徒の方々によって、長い間唱えられている大切な祈りの一つに、「主の祈り」という祈りがあります。
 新約聖書によれば、イエス・キリストが弟子たちに対し、あなたがたはこう祈りなさいと言ってお与えになった祈りであります。
 この度、先程の成井理事長のご挨拶にありましたように、世界メシア教全専従者の総意として、本部、教会、そして、信徒家庭における祭典や朝夕拝の折に、「主の祈り」を奉唱されたい旨の願い出がありました。
 私は、その願い出は、キリスト教と呼応して働いてゆきたいと仰せになった明主様のみ心に応えようとされる情熱と意欲の現れであると思い、明主様にご奉告申し上げ、お許しをいただき、謹んで承諾いたしました。
 現在、世界メシア教に繋がる海外教会の中の約9割、40カ国あまりで、この「主の祈り」を祭典や朝夕拝の折に奉唱しております。
 日本以外の世界メシア教信徒のほぼすべての方々が、日々「主の祈り」をお唱えしております。
 さらに、20億とも言われるキリスト教徒の方々も、この「主の祈り」を唱えておられます。
 私は、これから、日本の信徒の皆様が「主の祈り」を奉唱されることによって、皆様が、世界中の信徒と、また、キリスト教徒の方々と強く結ばれ、明主様の示された真の救いの実現に向けて進んでいかれることを思いますと、誠に頼もしい限りであります。
 「主の祈り」の奉唱は、来年の11日を期して始めさせていただきます。
 このため、現在の「主の祈り」の文言に少し変更を加え、新たに整えることといたしました。
 ここで、新たに整えさせていただいた、世界メシア教の「主の祈り」をお伝えいたします。

 

「天にいますわれらの父よ、御名があがめられますように。御国が来ますように。み心の天に行われるとおり、地にも行われますように。
 わたしたちに日ごとの食物を、きょうもお与えください。
 わたしたちに負い目ある者をゆるしましたように、わたしたちの負い目をもおゆるしください。
 わたしたちを試みに会わせないで、悪しき者からお救いください。
 権威、栄光、祝福はとこしえに、メシアの御名と共なる神に帰します。
 アーメン」

 

私どもは、明主様を通して、「天にいますわれらの父」である主神が自らの中に生きておられることを知ることができました。
 私どもは、主神と、主神と一体であるメシアの御名を崇めるものとならせていただきました。
 神の御国である天国が私どもの中に存在し、私どもは天国に属する者であることを知ることができました。
 神の御心が天にも地にも行われていることを知ることができました。
 私どもは、口に入れる食物だけではなく、神の聖なる言葉という食物によって養い育てられていることを知ることができました。
 先祖の方々を始め、多くの方々が、私どもを通して救われようと、ひたすら私どもに寄り縋り、私どもに負い目ある者のようになっていましたが、私どもは、そうした方々がイエス・キリストの捧げた御血汐によって、贖われ、赦されていることを知りました。
 そして、同じように救いを求め続けていた私ども自身が、神に対して負い目ある者のようになっていましたが、先祖や多くの方々と共に、贖われ、赦されたことを知りました。
 神が私どもを試みに会わせるのではなく、私どものほうが神を信頼せず、試みていた、そうした罪ある私どもを神は赦してくださり、その悪しき姿から救い出してくださったことを知るに至りました。
 このように、私どもは、明主様を通して、真の神の真の生命に触れさせていただき、神の愛によって、赦しと救いが自らのうちに成し遂げられていることを信じる者にならせていただきました。
 しかしながら、私どもの中の先祖を始めとする大勢の方々は、この慈しみ溢れる神の恵みと真実を知らず、天国の到来を待ち望みながら、今も赦しを乞い続け、救いを求め続けています。
 「主の祈り」は、こうした無知な人類のために、イエスご自身が、この祈りを捧げられたと思いますし、今も捧げておられるのではないでしょうか。
 明主様も、この祈りに込められたイエスの思い、主神の思いをご自身の思いとされて、イエスと相呼応してお祈りくださっているのではないでしょうか。
 明主様は、イエスと共に、私どもの中で、全人類を代表してお祈りくださっているのです。
 私どもも、イエス・キリストと明主様が相呼応して主神に仕えておられるように、自らが天国に属する者であり、メシアの御名の教会の一員であるとの自覚をもって、多くの方々を主神に取りなすために、「主の祈り」を捧げさせていただきたいと思います。
 そして、救いの源である主神をお讃え申し上げ、あらゆる権威と栄光と祝福をメシアの御名と共なる主神に帰させていただきましょう。
 最後の「アーメン」という言葉は、「聖書」の随所に見られ、メシアという言葉と同様、ヘブライ語に由来する言葉であります。
 「まことに」「たしかに」という意味を表し、のちにキリスト教徒の方々が「そうでありますように」と祈る時の言葉として唱えられるようになった言葉であります。
 私どもは、「主の祈り」を奉唱させていただく時、自らの中にあるメシアの御名による救いこそ、真の救いであることを信じて、「アーメン」と唱えさせていただき、祈りを捧げることを許してくださった主神に感謝申し上げましょう。

 

また、本日、もう一つお伝えしたいことがございます。
 それは、私どもが日々お唱えしているご神名についてであります。
 私どもは、長い間、ご神前において主神を拝する時、「みろくおおみかみ」とお唱えしてまいりましたが、世界メシア教としてのご神業の著しい進展に伴い、明主様のお許しを賜って、 新しいご神名を定めさせていただきました。
 新しいご神名は「主神なる我等の神」であります。
 加えて、本年の祖霊大祭の折に、「みたまや」やお墓の前でお唱えする「幽世大神」は主神であると申し上げましたように、この「幽世大神」というご神名を改め、「主神なる先祖の神」と定めさせていただきました。
 私どもは、来年の11日を期して、「主の祈り」を奉唱させていただきますが、ご神名につきましても、この11日を期して、ご神前では、「主神なる我等の神」と奏上し、「みたまや」やお墓の前では、「主神なる先祖の神」と奏上させていただきたいと思います。
 私どもにとっての神も、私どもの中におられる先祖の方々にとっての神も、同じ唯一の神・主神であられます。神は、ただお一方のみであります。
 霊界も現界も、創造の主であられる主神によって、一つ御国として治められています。
 いかなる名前の神や仏があろうとも、その存在の源は主神であります。
 主神によらなければ、何一つ存在しません。
 「主の祈り」は、「天にいますわれらの父よ」という言葉で始まりますが、明主様が御歌に、「キリストの父なる神は主の神と知れよ信徒吾と併せて」また、「万能の力を有つはエホバなる只一柱なる神よりぞなき」とお詠みになったように、主神は、イエス・キリストの父なる神であり、明主様の父なる神、私ども一人ひとりの父なる神であられます。
 父なる神であられる主神は、私どもを世にお遣わしになる前に、〝あなたをわたしの子供とする〟と約束してくださいました。
 私どもは、主神に対して、〝わたしはあなたの子供になります〟と約束して世に出てまいりました。
 この約束を交わしているからこそ、私どもは今、世にいるのです。
 私どもが世に生まれたということは、必ずや主神の子供として新しく生まれ、主神と共に住み、永遠に生きるものとならせていただけるのです。
 すべてに生命を与え、すべてを生命の源に立ち返らせ、すべてを新しくする主神の創造のみ業にお仕えする喜びを味わわせていただけるのです。
 私どもが今、自分は取るに足らない者であると感じていても、また、どんなに自分を否定しようとも、しまいとも、そのありのままの姿を、主神はご自身のみ旨を成し遂げるためにお使いくださっているのです。
 何という大きく深い恵みでありましょう。
 私どもは、この恵みを無償で知らされたのですから、多くの方々と分かち合わせていただき、メシアの御名にあって、共に天国に立ち返り、賜った恵みと共に、自らを主神に委ねさせていただきましょう。
 そのことを明主様は、何よりもお喜びくださるのではないでしょうか。

 

終わりに、本年の立春祭以来、世界メシア教の信徒としての道を、勇気と希望をもって歩んでくださった皆様に感謝申し上げますとともに、まもなく迎える新しい年が、皆様にとりまして、そして、すべてのものにとりまして、恵みと安らぎに満ちた、実り多き年でありますようお祈りいたしております。
 ありがとうございました。

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