愛と平和は天国から
《明主様》
体主霊従の総ては、永遠の存在は不可能であって、霊主体従の道は、永遠に繁栄するものである。それは、体主霊従は罪悪と闘争を生み、霊主体従は、愛と平和を生むからである。
(1936年5月15日『明日の医術』「日本式医術」)
《教主様》
霊主体従の法則を自らの生き方とするならば、自らの本質であり、根源の意識であり、命であり、中心の種である魂を「主」とし、その器であり、受け皿である今の心を「従」とすることであると思います。
自らの心を、自我という人間性に支配されて働かせるのではなく、主神の分霊である魂の呼びかけに聞き従わせることであると思います。
そして、魂に込められた主神のご意志にお応えし得る心にまで成長することが出来れば、即ち、霊と体とが一致するようになれば、内在の天国の門が大きく開かれて、その天国からの叡智の光と無限絶対の力が、受け皿である人間性のほうに流れ込んできて、全身全霊を甦らせ、現象の世界をも活性化することになるのではないかと思います。
(2008年3月16日「春季大祭」)
《真明様》
私たちは、幸せや喜びを望みますよね。でも、本当の喜びは、永遠の喜びですよね。一時的な喜びや一時的な幸せは、その時は嬉しいけれど続かない。病気が治るのは嬉しいけれど、その後また病気になって亡くなってしまう方もいます。
だから、本当は、そういう「天国」という、本当の喜びに、永遠の喜びに満ちた世界があるんですよ。天国があるんです。完全な安らぎと、喜びと、愛と平和に満ちた天国という世界があるんです。
(2018年9月1日「フランクフルト教会お話」)
『グローリー』No. 12, 2021/1月号掲載