二代教主ご命日祭が、令和3年1月24日、本部ご神前で執り行われました。
二代様は昭和30年2月10日、明主様の後を継がれて教主にご就位。全国各地へのご巡教を通して、直接信徒に触れ合われ、多くの信徒から慈母のごとく慕われました。昭和37年1月24日にご昇天になりました。
私たち信徒は、二代様のご命日を迎えるにあたって、以下のお言葉を改めて胸に刻ませていただきたいと思います。
【二代様お言葉】昭和34年8月10日
本教信者としてとくに注意せねばならぬことは、『教権』の所在を忘れないことであります。教権という言葉は、みだりに使うべきことではありませんが、役員、会長といった教団の要職にある人々は、教権の所在をしっかりと心に止めて研鑽にあたっていただきたいと存じます。
教主とは文字通り『教えの主』であって、明主様もご在世中は教祖であられると同時に教主でもあられたわけであります。
原典の解釈、集成、統一、敷衍等、教化の最高指導責任者は、その時代時代の教主であります。
いわば、これは惟神の職権であって、明主様ご昇天後は霊界から現在の救世教教主を通じご念願の地上天国建設をご推進されるのでありまして、その御心は私の胸に映り、教化上の大綱は、私を通して指示されるのであります。
この故に本教信徒として御教書(みおしえ)研鑽に従事する場合、どこまでも教主教権の下にあって、研鑽させられていることを悟了されたいのであります。