一神にして多神
《明主様》
之から神に就ての説明をしてみるが、単に神と言っても、実は上中下の階級があり、千差万別の役目がある。神道にては八百万あるというが、全く其通りで、今日迄神といえば、キリスト教的一神教と、神道的多神教のどちらかであった。併し両方共偏った見方で、実は独一真神が分霊して多神となるのであるから、一神にして多神であるというのが本当である。
(1950年11月20日「本教の誕生」)
《教主様》
誠に畏れ多いことではありますが、唯一の神・主神は、創造をお始めになる前、天国において、ご自身の魂と生命の息と共に、ご自身の意識を宿した霊の子供をお生みになり、メシアと名付けられました。
(2020年10月1日「世界メシア教 秋季大祭」)
《真明様》
「明主様がメシアであるのに、どうしてイエスもメシアであることが可能なのか」と思われる方もいらっしゃるでしょう。神様は唯一の神様です。しかし、その唯一の神様は私たち一人ひとりの中に生きておられ、私たちはその神様と一つにならなければなりません。メシアと名の付いた魂は唯一の魂です。しかしその魂は私たち一人ひとりの中に存在し、私たちはその魂と一つにならなければなりません。神様はお一方であると同時に、すべてのものの中に存在する。メシアと名の付いた魂は一つであると同時に、すべてのものの中に存在する。
(2020年7月 真明様メッセージ「真実の道」)
『グローリー』No. 13, 2021/2月号掲載