PDF: 教主様との出会い_ヨシロウ・ナガエ本部長

 

ブラジル世界メシア教
 ヨシロウ・ナガエ本部長

 

私はヨシロウ・ナガエと申します。教師の資格を持っており、現在、ブラジル世界メシア教の本部長を務めさせていただいております。
 私の家族が明主様に出会ったのは1962年、私が10歳の時でした。同じ年、私の両親は「おひかり」をいただきましたが、それは、体の浄化のようなものがきっかけではなかったと記憶しています。
 私が「おひかり」をいただいたのは1964年、12歳の時のことです。そして、14歳の時から専従者としての道を歩み始めました。最初は布教師として、その後は本部での御用を担ってまいりました。私は、ひたすらご神業にお仕えし、お役に立ちたいという一心でした。
 当初私は、明主様の聖言を拝読し、日々その実践に努めているつもりでしたが、渡辺哲男先生をはじめとするブラジルの私の先輩たちから、「教主様の座に従うことは明主様に従うことである」、そして、明主様は、明主様のご血統にある、ご自身の正当な後継者を通してお働きになることを繰り返し繰り返しご指導いただき、教主様のご教導を通して──当時は三代様でした──明主様の聖言をお受けすることの大切さを学ばせていただきました。このことは、1970年代、80年代に起こった教団浄化の時、よりはっきりと私の心に刻まれました。
 渡辺先生は、教主様のお言葉に基づいた教団作りに生涯をかけて取り組まれました。先生は、明主様のご聖業を継承されるのは教主様であること、そして、教主様のお心を自分の心とし、教主様のお気持ちと一つになることができれば、明主様と一つになることが許されるということを私たちに教えてくださいました。渡辺先生にとっては、常にこのことが教団方針でありました。
 幸運なことに、私は、渡辺先生の秘書のお役を20年以上務めることが許されました。先生は、その間、常に、私たち信徒は、教主様というお立場に対して、従うこと、尊敬すること、受け入れ、従順になること、そして、必要があれば何があっても守らせていただくことを、一貫してお伝えくださいました。
 先生は2013年の10月に突然お亡くなりになりましたが、私は、先生が教主様の座についてご指導くださったことをこの先も決して忘れることはありません。

 

20172月、教主様は、立春祭において、ご自身のお気持ちをご発表になりました。私は、教主様が、また、まゆみ奥様、真明様が、大祭の時に信徒の方に会われ、握手することすらも禁じられ、さらには、信徒と共に歌を歌うことも許されないということに、驚きを隠すことができませんでした。どうして岡田家の方々が、そこまで拒否され、攻撃を受けなければならないのか、それは、想像もできないことでした。
 当時私は、ブラジル世界救世教の理事を務めるなど教団の中枢にいましたので、教団が決定するさまざまなことにつき、知る立場にありました。同時に私は、周りの方々に対して、自分は何があっても教主様を信じ、従う意志を明確にしていました。
 20184月、私は、ブラジル世界救世教から、事実上、ほぼ強制的に「退職」をさせられました。つまるところ、教団としては、教主様中心の私の存在が疎ましかったため、私を追い出したのです。
 それからは、自宅にいながら教団浄化の状況をインターネット等で追っていましたが、一つだけ明確だったことは、ブラジル世界救世教のはっきりとしない態度でした。この問題に触れることすらも避けているようでした。
 しかし、いかにブラジル世界救世教が情報を抑え込もうとしても、インターネット等により、ブラジルの信徒の多くは日本で何が起きているかを知り始めていました。
 20186月、ブラジルにも、日本の、「自称・世界救世教」の方々が、教主様を一方的に追い出したとのニュースが届きました。ブラジル世界救世教は、すぐに、自分たちも、この、「自称・世界救世教」の決定を受け入れる旨の発表をしました。ある面においては、ブラジル世界救世教は、ようやく自分たちの立場をはっきりさせた! ということでした。
 その後、ブラジルの多くの信徒が、事実を知りたいと私に連絡を取ってきました。そして私は、まず、ブラジル世界救世教から解雇をされた二人の専従者と、また、ブラジル世界救世教の法務を統括していた弁護士と会うことになりました。この弁護士は、教主様に対する教団の姿勢を受け入れない意思を示したことにより、解雇をされたのでした。
 この方たちとの話し合いの中で、教主様と共に歩みたい信徒のため、まず、信徒の会のようなものを立ち上げることが最善の道ではないかという結論に達しました。その信徒の会の目的は、正当な教主様をお守りし、お支えし、また、教団浄化の正確な情報を求める専従者や信徒にそれをお知らせするというものでした。
 20189月、私は日本に赴き、教主様から、ブラジルにおいて世界メシア教を立ち上げるお許しを賜りました。そのお許しを賜った瞬間、私は、「あなたは、教主様の座に従い、その座を守らなければならない」という渡辺先生のご指導が心に浮かんでまいりました。教主様に直接お目にかかるお許しを賜ることはなんと光栄なことでしょうか! 私が教主様から託された任のなんと重大なことでしょう! 教主様、ありがとうございます! 渡辺先生、ありがとうございます! そして、20181012日、ブラジルにおいて世界メシア教が設立されたのです。
 私は、世界メシア教の復活は、自然に、また、速やかに行われたと感じました。それはきっと、明主様が、教主様を通してお働きになり、私たちを導いてくださったからだと思います。明主様が、「これが正しい道なんだよ」「新しい出発の時が来たんだよ」と私たちにおっしゃってくださり、そして、教主様を通して、ご自身の本当の願いを伝えてくださっているのだと思えてなりません。そしてこの道は、真の意味において、明主様の聖言に基づいたものであると思っております。
 明主様の聖言に込められた真実は、明主様のお孫様であり、正当な教主様を通して私たちに伝えられる──これを私は信じております。
 教主様が私たちに伝えてくださっていることは、本当に革新的なものだと思います。私は56年間信仰をしてきましたが、「キリスト教と呼応して人類を救う」という明主様の聖言を大切にしたことは一度もありませんでした。また、私たちの本当の使命は、明主様に倣って、メシアたる神様の子供として新しく生まれることであるということも、思いもしないことでした。
 神様は私たち一人ひとりの中に生きておられ、すべては神様の所有物である。しかし私たちは、自我意識を自分のもののように使い、許されざる罪を犯してしまったこと。私たちはそのことを悔い改め、それを神様にご奉告申し上げなければならないこと。「御浄霊は二の問題」であるという明主様の聖言。そして、実は、神様は、私たち一人ひとりの中で常にご浄霊の手を掲げてくださっていること。
 このご浄霊に関することは、当初、受け入れることが難しいと思いました。なぜなら私は、この目で、ご浄霊の奇蹟をたくさん見てきたからです。しかし明主様は、すでに想念の世界に入ったと仰せになったと教主様はご教導くださいました。新型コロナウイルスが世界中に広がり、私はさらにこのことを確信するに至りました。
 神様は私たちを養い育てるために、私たちの思いや感情をお使いになっている、だから、私たちは、私たちが思い、感じることのすべてを神様にお捧げしなければならない、それにより、私たちの中にいらっしゃる全人類と先祖の方々も祝福を受けることができる──教主様はこのようにお説きくださっていますが、私は、このようなことをいまだかつて聞いたことがありません。
 また私は、イエスが、私を含めた全人類の罪を贖ってくださったことを心底受け入れることができるように努めております。「神様! あなたが贖いの御血汐をご用意くださり、私の罪を贖い、赦してくださったのですね」と言うように、努めております。
 私たちの内側と、また、万物は神の光に満たされている。私たちの意識と魂は神様のものである。私たちは、天国で用意された時にメシアの御名を賜った。そして、神様の子供となるため、今、第二段階の創造の営みの中で養い育てられている。私は、このことをしっかりと胸に刻みたいと思っております。
 私は、いかなることをする時も、その前に、神様のことを思うようにしています。御心のままにお使いください、御心が成し遂げられますようにと思わせていただいております。それでも、すぐ、神様ではなく、自分が行い、実行し、解決している姿に陥ってしまいますが、そのような自分の姿に気づいた時には、神様に対し、あなたのみ旨こそが成就し、私の中で成し遂げられますようにと思うよう努めております。
 私は、これからも、許される限り、キリスト教徒のみならず、他の宗教に属するすべての方々が、天国に立ち返り、私たちの父なる主神の御許において、メシアたる神様の子供として新しく生まれる道を歩むことができるよう、全身全霊をかけて、自分の持てるすべてを注ぐことをここに誓います。
 ありがとうございました。

 

教会誌『グローリー』No. 14, 2021/3月号掲載