〔明主様〕

バイブルに曰く、「爾世界を得るとも、生命を失わば奈何せんや」と。宜なる哉。此の言や実に永劫の真理なり。

 

〔聖書〕

世と世にあるものとを、愛してはいけない。もし、世を愛する者があれば、父の愛は彼のうちにない。すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、持ち物の誇は、父から出たものではなく、世から出たものである。世と世の欲とは過ぎ去る。しかし、神の御旨を行う者は、永遠にながらえる。あなたがたは聖なる者に油を注がれているので、あなたがたすべてが、そのことを知っている。わたしが書きおくったのは、あなたがたが真理を知らないからではなく、それを知っているからであり、また、すべての偽りは真理から出るものでないことを、知っているからである。偽り者とは、だれであるか。イエスのキリストであることを否定する者ではないか。父と御子とを否定する者は、反キリストである。御子を否定する者は父を持たず、御子を告白する者は、また父をも持つのである。初めから聞いたことが、あなたがたのうちに、とどまるようにしなさい。初めから聞いたことが、あなたがたのうちにとどまっておれば、あなたがたも御子と父とのうちに、とどまることになる。これが、彼自らわたしたちに約束された約束であって、すなわち、永遠のいのちである。
「ヨハネの第一の手紙」第215172025

 

教会誌『グローリー』No. 18, 2021/7月号掲載
 出典:『口語訳聖書 1954/1955年改訳』(日本聖書協会)