「『地上天国』とは霊肉共に歓喜に浸る天国人」
《 明主様 》
観音教団の主なる目的が地上天国建設というドエライ宣言で、気が小さい人は吃驚なさる事と思います。然し決して法螺でない事は請合います。此世知辛い地獄の如な娑婆世界に霊肉共に歓喜に浸り、天国の如き生活をしているわが団員であります。此天国人が段々殖え世界大になった時、それが地上天国でなくて何でありましょう。
容易い哉地上天国建設。
1948年9月「地上天国」
《 教主様 》
明主様は、地上天国建設をお唱えになりましたが、それは、天国と地上とが一つになることであると思います。
元々、天国も地上も主神のものであり、天国と地上とは一つものでありました。
しかしながら、私ども人類は、自分自身の存在も含めて、地上のすべてを自分のものとしてしまい、天国と地上との間に、人間の力では到底取り払うことのできない垣根を作ってしまいました。
それを主神は、夜昼転換の赦しの光と力によって取り払い、地上を再び天国に迎え入れ、天国と地上とを一つものにしてくださったのです。
地上天国祭の今日、私どもは、その大いなる恵みである夜昼転換の光に感謝し、一人ひとり、地上のすべてを携えて天国に立ち返り、天国と一つにならせていただきましょう。
そのようにして、万物が悉く甦り、全人類が神の子たるメシアとして新しく生まれることが、真の地上天国の姿なのではないでしょうか。
2021年6月12日「世界メシア教 地上天国祭」
《 真明様 》
明主様は、新しく生まれる子供が、すなわち、地上天国であるとおっしゃっておられます。その明主様は、1954年にメシアとして新しくお生まれになりました。ですから、明主様こそ、私どもが最も大切にし、尊ばねばならない地上天国の雛型であります。であるならば、地上天国建設とは、まさに、全人類が、明主様に倣い、メシアの力によって新しく生まれるそのみ業が拡大することであると思えてなりません。
2020年6月15日「時空を貫く明主様の聖言」
教会誌『グローリー』No. 22, 2021/11月号掲載