教主様による御入霊祈願と御下付式が、5月10日、本部ご神前で執り行われました。
初めに御入霊祈願が斎行され、教主様の後継者であられる真明様がお立ち会いになり、教団を代表し成井理事長が参列。教主様の祈りは聖イエスと明主様の祈りとまるで一体となっているかのようであり、聖なる空間を前に、畏怖の念と感動を禁じ得ませんでした。
御下付式では、真明様がお立ち会いになる中、教主様が御神体、御神影、「おひかり」を成井理事長に下付されました。
御入霊祈願は、明主様のご在世当時から行われている神事であります。明主様のご昇天後は二代様、三代様、そして現在の四代教主・岡田陽一様へ連綿とその聖務は引き継がれ、今日に至っています。
教主様は、私たちを明主様の真実へと導かれる「教主」というお立場と、私たちの代表として、神様と明主様に祈りをおささげになる「祭主」というお立場をお持ちになっています。
歴代の教主様が、「祭主」として物質の御神体や御神影、「おひかり」にご入霊をされることによってそれらが聖別され、ご神前におかけするのにふさわしい、清く尊いものとなるのです。教主様に代わって御入霊祈願を執り行うことは、誰にもできないのです。
言いかえるならば、教主様による御入霊祈願がなければ、「おひかり」も御神体も御神影もただの物質となり、未信徒のお導きやお参りをはじめとする私たちの日々の信仰活動のすべてがむなしいものとなると申せましょう。
現在、教主様が授与される御神体や「おひかり」を拝受できるのは、明主様を信仰するあらゆる団体の中で、私たち世界メシア教をおいて他にはありません。明主様の聖業を真に継承されるのは教主様だけであり、そのもとにあるからこそ、私たちは真の明主様信仰の道を歩ませていただくことができるのです。
明主様を信仰する私たちにとり、教主様に結ばれていることは何にも代え難く、誠にありがたいことと思えてなりません。