教主様による御入霊祈願と御下付式が、2022年12月8日、本部ご神前で執り行われた。
初めに御入霊祈願が斎行され、教主様の後継者であられる真明様がお立ち会いになり、教団を代表し成井理事長が参列。完全な静寂に響く教主様の聖く崇高なお祈りに、記者は天の父なる神様を目前に拝しているかのように感じ、この上ない畏怖の念と喜びを抱かずにはいられなかった。
御下付式では、真明様がお立ち会いになる中、教主様が御神体、御神影、「おひかり」を成井理事長に下付された。
御入霊祈願は、明主様のご在世当時から行われている神事である。明主様のご昇天後は二代様、三代様、そして現在の四代教主・岡田陽一様へ連綿とその聖務は引き継がれ、今日に至っている。
教主様は、私たちを明主様の真実へと導かれる「教主」というお立場と、私たちの代表として、神様と明主様に祈りをお捧げになる「祭主」というお立場をお持ちになっている。
歴代の教主様が、「祭主」として物質の御神体や御神影、「おひかり」にご入霊になることによってそれらが聖別され、ご神前におかけするのにふさわしい、清く尊いものとなる。教主様に代わって御入霊祈願を執り行うことは、誰にもできないのである。
言いかえるならば、教主様による御入霊祈願がなければ、「おひかり」も御神体も御神影もただの物質となり、未信徒のお導きやお参りをはじめとする私たちの日々の信仰活動のすべてがむなしいものとなると言えよう。
現在、教主様が授与される御神体や「おひかり」を拝受できるのは、明主様を信仰するあらゆる団体の中で、私たち世界メシア教をおいて他にはない。明主様の聖業を真に継承されるのは教主様だけであり、そのもとにあるからこそ、私たちは真の明主様信仰の道を歩ませていただくことができるのである。
明主様を信仰する私たちにとり、教主様に結ばれていることは何にも代え難く、誠にありがたいことと思えてならない。