教主様による御入霊祈願と御下付式が、4月11日、本部ご神前で執り行われた。
初めに御入霊祈願が斎行され、教団を代表して成井理事長が参列した。御下付式では、教主様が御神体、御神影、「おひかり」、霊壇用御神体を成井理事長にご下付になった。
二代様は次のように仰せになった。
明主様は自分に光の玉があると言われました。これは皆様も御存知でその通りなのです。しかしその光の玉はあると言われただけで、自分で作って自分が入れたとは仰言いませんでした。その光の玉の光線はやはり真神(かみ)様にあって明主様のところへどんどん流れて来たのです。そして明主様が使われれば使われるだけ補給されて無限に出て来たのです。勿論明主様御昇天後はこの光の玉を私が頂き、御神体、お守様、御浄霊すべてこの玉を通して配らして頂いているのです。又三代四代と代が変りましても、本教の教主の座にこの玉は授けられるのです。だから少しも威勢は落ちません。これは当り前のことです。
「御講話」昭和35年5月17日
明主様の光の玉は、教主様の座に授けられる。すなわち、教主様のご入霊無き御神体や「おひかり」に、光無し。今や教主様無き教団の御神体、「おひかり」、ご浄霊に、光無し。光も無ければ、威勢も存在しない。救いも存在しない。これは当たり前のことである。なぜなら、そこに、明主様の光、否、明主様を通して流れてくる神様の光は存在しないのだから。明主様の光の玉を唯一受け継ぐのは、明主様信仰広しといえども、明主様、二代様、三代様、教主様のもとにある世界メシア教のみ。そして、二代様を否定した世界救世教は、もはや世界救世教でもなければ、そこに明主様の光も無い。明主様の信徒と自負するものよ。光と威勢と救いを欲するならば、それは世界メシア教にしか存在しないことを覚れ。