キリスト教徒の方々が「御生誕祭並びにイエス聖誕祭」にご参拝

キリスト教徒の方々が「御生誕祭並びにイエス聖誕祭」にご参拝

2022年11月半ば、アンゴラ世界メシア教では、この年の御生誕祭において、イエスの聖誕も共に祝うお許しを教主様と真明様から賜った大きな喜びのもと、皆で何かお応えしたいとの熱い思いから、アンゴラ全土でリーフレット配布をすることになった。
 11月18日の金曜日、信徒65名が、首都ルアンダからバスで4時間かけ、ベンゴ州にある小さな町(ナンブアンゴーンゴ)に泊まりがけでリーフレット配布に赴いた。
 その日の夜はその町の小学校にて宿泊。アンゴラにおいては、地方の小さな町ではホテルのような宿泊施設がなく、学校で泊めてもらうことがよくあるが、ここでも一つのエピソードがあった。
 信徒グループの代表者が宿泊のお願いをしに小学校の校長のところへ行ったところ、実はその校長は昔、分裂する前のアンゴラ世界救世教の信徒であることが分かった。校長は、今回の教団浄化のことを知っており、心の中では、明主様の正統な後継者がいない教団などはおかしいと感じていたため、信徒グループの代表者に、「あなた方は救世教側か、それともメシア教側か」と尋ねてきた。教主様と共にある世界メシア教だと答えると、それならばOKと言われ無料で宿泊を許可してくれた。この時以来、疎遠だった校長もメシア教と共に歩みたい意思を示している。
 一晩明けた翌19日、信徒65名は、その町在住の信徒二人と一緒に、皆で手分けして100軒の家々を回るなどして、約2600部のリーフレットを配布した。
 夕方になり、宿泊していた小学校で休憩していたところ、そこに60名のキリスト教徒が、「このリーフレットに書いてあることはすばらしい」「共感する」などと言いながら、歌を歌い、踊りながら集まってきた。
 話を聞いてみると、現地のキリスト教会の牧師さんが、自分の信徒らに、「このリーフレットに書いてあることは素晴らしいので、リーフレットを配布していた人たちにお礼を言ってきてほしい」と頼んだとのことだった。
 翌20日は日曜日で、アンゴラ世界メシア教においては「日曜礼拝」の日であった。前日リーフレット配布をしたメシア教徒一同は、この町における将来の教会建設予定地で参拝をしようとしていたところ、前日に小学校に来たキリスト教徒60名のみならず、なんと、その方々から話を聞いた付近の別の教会に所属するキリスト教徒も併せ約130名のキリスト教徒がやってきた。
 簡素な屋根があるだけの場所であったが、そこで、「祈りの言葉」「主の祈り」を皆で奉唱し、その後、テレビを用意し、真明様のビデオメッセージNo. 15「ああ、アフリカよ」を上映し、キリスト教徒と共に鑑賞。
 ビデオ上映のあと、一人の牧師さんが挨拶をした。今まで宗教の中で争ってきたがそういう時期は終わった、世界メシア教の教会建設に協力させてほしい、また、ルアンダで執り行われる「御生誕祭並びにイエス聖誕祭」に参拝したいので、上長にお願いするための招待状を書いてほしい旨のお話をされた。
 後日招待状を送ったところ、祭典当日には、3つのキリスト教の教会から28名(牧師2名・信徒26名)の方々がご参拝になり、アフォンソ本部長も祭典の中でその方々を紹介した。
 今現在も、このキリスト教の方々とは連絡を取り合っている。
 キリスト教と呼応して人類を救済する、キリスト教徒と共にたたかい永遠の平和を打ち樹てる――ああ、アフリカにおいてまさにこの明主様のみ心が具現化されていることの喜びよ!
 神様のなされようは我々には到底分かり得ないが、神様が必ず道を開いてくださると信じ切り、我らもアフリカに負けずに堂々と、また決して諦めず、この救いの福音を宣べ伝えていこうではないか。

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