PDF:「アフリカ聖地建設開始宣言」 真明様メッセージ No. 19
※英語とポルトガル語でなされたビデオメッセージの和訳
アフリカ聖地建設開始宣言
明主様を信じるすべての方々に、本日、宣言いたします。
岡田陽一教主様のもと、そして、アフリカ信徒の一途な努力により、世界メシア教は、人類発祥の地であるアフリカにおいて聖地建設を開始いたします。
そうです。世界メシア教は、教団史上初めて、アフリカ大陸に、聖地を──地上天国のひな型を──建設いたします。
ある人々は言うでしょう。「明主様は御教えにおいてアフリカのことはほぼ何も触れておられないのだから、明主様にとってアフリカは何の意味もなさない」と言うでしょう。
そのような方々はご存じないのでしょうか。そのようなことが起きないために、明主様のご聖業を継承される教主様がいらっしゃることを。明主様ご昇天後、この地上において明主様の代理を務められる教主様がいらっしゃることを。そうでなければ、アフリカについてほぼ何も明主様が聖言くださらなかったという事実はどうやって解決するのでしょうか。私たちは、「それは残念だった」「明主様がアフリカについてどのように思われていたかを知ることは事実上不可能だ」とでも言うのでしょうか。
いや、実際、教主様というご存在を教団から削除した方々にとってはそう言うしかないでしょう。
しかし私たち世界メシア教には、教主様がおられます。明主様の御仕事を継承され、今現在明主様が私たちにお伝えになりたいことを伝えてくださる教主様が、おられます。そもそも、皆様方は、次のことをご存じないでしょうか。明主様は、ご昇天6日前の1955年2月4日に執り行われた立春祭において、「実に奇想天外なことをお話しするとは思うんですが、それだけに、楽しみにしていてもらいたい」と仰せになった。そして明主様は、その「お話」をされないまま、ご昇天になった。
つまり明主様は、私たちにお話しになりたいことすべてを話されることなくこの地上を去られた、ということです。であれば、その「お話」の内容を私たちに伝えてくださるのは誰なのでしょうか。
教主様を取り除いたあなた方にぜひお尋ねしたい。明主様が「奇想天外」とおっしゃったこと、「楽しみにしていてもらいたい」とおっしゃったこと、その内容が何かお分かりになりますか?おそらくあなた方は何も言えない。何も言えないし、また、ご自分たちで都合よく作り上げてきた「明主様」の虚像をもとにして現在行っている活動を続ける他は無い。実際、その「明主様」像は、本当の明主様、明主様の真実とはなんら関係無いことは言うまでもありません。
私は大胆に語ります、否、私は、教主様のもとにいるがゆえに大胆に語ることができるのです。
教主様の名において、今日、私は申し上げます。明主様は、私たちが出てきた場所、私たちの起源である母なる大地・アフリカにおいて聖地が造られることを望んでおられます。
皆様、このことの重大性を、一旦冷静になってお考えいただけますでしょうか。明主様の聖地が人類発祥の地であるアフリカに建設されるのです。
私たち、みな、例外なく、アフリカが起源であり、出発点です。そして私たちの一部の祖先は、ある時、母なる大地・アフリカを離れ、地球上に広がっていったのです。
では、明主様とは、人類にとって一体どういうご存在なのでしょうか?
明主様は、ご自分が世界の端でお生まれになったことを強調されました。世界の極東の日本、そのまた東の都である東京、その東京の東端で生まれられたことを強調されました。
もちろん、日本が極東であるというのは、ヨーロッパを中心とした世界観の中での話です。しかし明主様は、そこに、ご自分に与えられた使命が象徴されていると受けとめられたのです。自分は世界の端、世界の終わりで生まれたんだと、そのように受けとめられたのです。
人類はアフリカで生まれ、その一部がアフリカを離れ地球上に広がっていった。そしていつしか、世界の端である日本にまで到達した。この世界の端で──日本で──明主様は生を享けられ、神様の真実、メシアの御名に込められた真実をお受けになった。その次に、今度はこの真実が、逆方向に進み、ついにアフリカまで到達した。そして今、アフリカにいる多くの方々が、教主様を通して伝えられている明主様の真実を受け入れている。その真実とは、イエス・キリストのみならず、人類誰もがメシアとして新しく生まれるように運命づけられている、ということです。
このようにして、終わりと始めは再会したのです。日本という終わりとアフリカという始めが再会したのです。終わりと始めは再会し、一つとなった。
アフリカに造られる聖地は、「メシアの御名に込められた真実を全人類がお受けした象徴」となることでしょう。ああ、アフリカにいる私の兄弟姉妹に託されている使命と責任のなんと大きなことよ。
当然、アフリカ人でない方にとって、これは他人事ではありません。なぜかというと、アフリカの聖地建設が進むに従い、神は、全人類が神の真実を受けるようさらに強く働きかけてこられるからです。
皆様、腹帯を締め直しましょう。時が来たのです。私たちがこの救いの福音を地球の隅々にまで届ける時が来たのです。いや、私たちではなく、神様がそれをされる時が来たのです。私たちは、全人類にご自身の真実を伝えられるこの神様にお仕えする時が来たのです。
皆様はこのたびの教団浄化がなぜ起こったかご存じですか?なぜかというと、それは、私たちが王様になりたかったからです。それが原因です。簡単に聞こえるかもしれませんが、それが原因です。神様ではなく、自分たちが王様になりたかった。目上の人から指示されたくなかった。自分たちの活動について、教主様からのチェックを受けたくなかった。それよりも、自分たちにとって耳触りのいいこと、都合がよいことをもとにご神業を進めたかった。明主様のみ心とは何かを自分たちで決めたかった。自分たちにとって耳触りのいいこと、都合がよいことをもとに未来の計画を立てたかった。実は、それがすべてです。それが、この教団浄化という混乱を引き起こしたのです。
しかし、私たちが望むと望まないにかかわらず、神様が王として立たれる時は来たのです、否、神は本当は常に王であられた。
神の御心より自分の願いを優先する方々はなんと不幸な運命にあるのだろうか。一方、人間の都合を捨て去り、神にお仕えする準備ができている方々のなんと幸運なことでしょう。
なぜなら、皆様方の時は来たからです。神の世紀は来たからです。
明主様はすでに宣言されたのです。アフリカの地に聖地を造られると宣言されたのです。
アフリカのみならず世界中にいる私の兄弟姉妹よ。共に、今まさに世界大で進められんとしている明主様のご神業にお仕えさせていただこうではありませんか。
皆様方の未来は明るく、栄光に輝いている。なぜなら皆様方は、教主様というご存在を捨て去らず、また、無視されなかったから。それはすなわち、皆様方が、明主様というご存在を捨て去らず、また、無視されなかったことに他なりません。
もし明主様がご存命であられたら、アフリカの聖地が完成した暁には、必ずアフリカに行かれたことでしょう。皆様方も、アフリカの聖地が完成したら、可能であれば、全人類を代表しアフリカにぜひ行かれてください。そしてそこで、共に、ハレルヤの声をもって神様をお讃えさせていただきましょう。明主様をお讃えさせていただきましょう。
明主様が唯一働かれる世界メシア教に、栄光あれ。