世界メシア教 祖霊大祭
2023年8月6日
二代様御歌
国境を人種を越えて結びゆく愛の翼のへだて無きかも
人智ひらけ科学は空をかけるとも神愛なき世界は地獄なるかも
限りなき神の恵を受けながら神知らぬ人多き世の中
人心真の神に離れなば世界も国も家も乱るる
神と人へだつる醜の教へ草言霊つるぎもちて払はな
もと断てば末は枯れなむ人の身の神を離れていかに立つべき
神宿るまことのものが揃ひなば世界の岩戸ただに開かむ
「永遠の平和」に関する明主様聖言
問 世界平和が宗教の力で実現可能ですか。
明主様 絶対可能と信じている。前にも述べた通り、西洋にキリストあり、東洋にメシアあり、この二大勢力が東西相呼応して平和のために全信徒が、真面目にたたかってゆくなら必ず永遠の平和がもたらされるものと思う。いかに無神論国といえども、神の怒りに触るることは嫌だろうからネ。世界メシア教の教義はもちろんこの人類永遠の平和希求に根をおいていることは申すまでもない。
「可能な世界平和 キリスト教と呼応する」昭和25年3月11日
問 世界メシア教の世界的な意義は?
明主様 信仰によって世界全人類を幸福にみちびくのがその最大の目標です。しかし西洋にはキリスト教があります。そのキリストの曰く「天国近づけり……」はわが教理と最も近きにあり、わが教理は「現世の天国」を一日も早くつくることにある。キリストの遺訓まことに立派で、やはり世界人類救済の神力や偉大です。私はわが新教はこのキリスト教と呼応し、東洋において、わけてもまず日本で、人類の善導と救済に全智全能をあげて働いてゆきたい。従ってこのことが今後の世界平和に必ず大きな寄与をなすものと堅く信じています。まことに本教こそ日本で生れた最初にして最大の世界平和推進に役立つ宗教であろう。宗教に国境なしという言葉がある通り、本教の真面目と現実の霊験が納得できれば必ず日本人は勿論東洋人全たいが真に平和に徹した高邁、清純な精神を保持することが可能である。世界平和のために、人類世界の争闘をなくするためにも本教将来の活動が活溌にならなくてはならない。この真理を了解できざる人々こそ平和を希求しない不幸な人々だといえよう。
「人類の救済と世界平和に貢献 世界救世教誕生の意義と使命 キリスト教と呼応 東洋に洽く布教」昭和25年2月4日
個々分裂していては、争いが絶えないからして、どうしても、中心に依って統一されなければならないのは当り前の事であります。斯ういう様に、一切の清算、世界的大清算が、行わる時が来るんであります。此清算は、本当から言いますと、九千年間に渉ってのあらゆる清算であります。此の九千年に就ては、いずれ別に詳しくお話する考えであります。そして其結果、森羅万象一切が時処位を得て、「本然」に立直った時が、五六七の世、大光明世界なのであります。
それからが、永遠の平和であり、万民和楽の地上天国に成るのであります。
私は大胆に未来の事をお話致しましたが、之は人間が考えたり、私の出来心等で言うのではないのであって、遠き神代の時代に主神が既に定められてある事が愈々出て来るのであって、どうする事も出来ない時期になったのであります。ですから、一日も早く悪を捨て善に立還るより仕様がないのであります。
「大光明世界の建設 最後の審判」昭和10年1月11日
噫、全人類待望の大光明世界、来るべくして来たり現わるべくして顕わる。之に依って万教は帰一され、人は本然に立ち還り、真理は行われ、善は栄え、悪は亡び、風水火の大三災、飢病戦の中三災、病貧争の小三災絶無の時代は来り、世界を打って一大家族的一丸となし、茲に初めて人類永遠の平和は確立され、歓喜幸福を享楽せらるべく、主神の最後の御目的たる大光明世界は完成さるるのである。
「全人類待望の炬光 大聖観音力の顕現 併而仏説の開扉」昭和10年2月23日