歓喜のほとばしりが笑みとなり、急霰のごとき拍手が湧き起こった。
奈良教会での入信式前日の7月15日、真明様が生駒教会と王寺教会にご来臨になり、生駒教会では約100名の信徒が参集した。
他でもない、自分たちの教会で聞かせていただく真明様の聖言。信徒を深くおもんぱかってくださる温かく大きなお心。皆が一言一句も聞き漏らすまいと集中していた。最後に真明様が一人ひとりと握手をしてくださると、立ちこめる熱気はいや増し、天にも昇る心地と一体感に満ちたひと時となった。
真明様のご来臨はすなわち教主様の、明主様のご来臨。その意味を知る我らにしか味わうことのできない大きな感動に皆が満たされ、記者も限りない力が全身にみなぎってきた。自らの力でもがきながら歩んできた陰陰滅滅たる迷いの道は、もはやどこにも見当たらない。光のみ見ゆるこの境地に導いていただいた感謝と、全人類救いのためのメシア聖堂建設への確固たる決意を胸に、一同は王寺教会へとご出発になる真明様を拝送した。
~続く~