□アンゴラ
(6月17~19日、来日中のカブソ副本部長が全国3か所で話した内容より抜粋)
昨年10月、真明様より、アフリカでは清掃奉仕活動をするのはどうか、体的だけではなく、宗教的な事業として心の救いにつながる清掃奉仕を一つのカラーとして積極的にやってはどうかという旨のご教導を賜ったことがきっかけとなり、アンゴラでは清掃奉仕をさせていただいている。
清掃奉仕は単にきれいにすることや社会貢献だけではなく、信仰の実践、神様の御心を伝えていくためという思いで臨んでいる。必ず神様のお働きがあり、神様の救いが用意されているという思いを持ってさせていただいている。
清掃奉仕には多いときは200名近くが集まり、清掃だけではなく、5万〜10万部のリーフレット配布もしている。
ある日、ルアンダ市で川の周辺を清掃していたところ、近くのキリスト教の教会の信徒約20名が私たちの姿を見て、一緒に清掃に参加した。別の清掃奉仕では、三つのキリスト教の教会から約80名が参加したのをきっかけに、約80名が世界メシア教の祭典に参拝した。
きっと彼らは何かを感じ、メシア教に引っ張られ、吸い込まれるようなことがあったのではないかと感じる。やはり思いが大切。私たちの声、姿を通して、信仰心、神様を感じていただけるような思いを持って何事にも臨むことが大事だと思う。「明主様の本当のご神業、明主様の本当のみ心を継承される方は教主様である」という信念、その思いが無ければ、どのようなことをしても無意味になってしまう。
□ポルトガル
今年2月16日に世界へ配信された「『世界メシア教 聖書普及プロジェクト』立ち上げにあたり」を受け、ポルトガル世界メシア教では、刑務所に聖書を備え付けたいという明主様の願いをお伝えくださった教主様と真明様にお応えするため、強い決意のもと、フェルナンド本部長を中心に3名の信徒からなるチームを作り活動を推進することになった。
まず、ポルトガル国内の刑務所を調査し、その後法務省を通じて、メールで全47か所の刑務所に聖書の寄贈の問い合わせを行ったところ、21の施設から感謝のメッセージと共に、聖書の寄贈を受け入れ、各施設の図書館に備え付けたいとの返答があった。その21の施設すべてに対し、6月後半までに世界メシア教として推奨しているアルメイダ・レヴィスタ・エ・コリギダ版(Bíblia Almeida Revista e Corrigida〔略称ARC〕)聖書を寄贈した。
また、ポルトガルでは信徒が自宅に聖書を備え付けることを推奨しており、毎週月曜日に各地で行う勉強会で『グローリー』に掲載された「明主様と聖書」シリーズを学んでいる。現在、すべての教会に聖書が備え付けられており、全信徒のうち約75%がすでに聖書を所持している。
「キリスト教と呼応する」というテーマを考える時、教主様と真明様がいらっしゃらなければ、明主様のご意志を長年無視し続けていたことに気づくこともできず、悔い改めることもなかった。この大いなる悔い改めをもって、ポルトガル世界メシア教は、できるだけ多くの人々に聖書が届くようこれからも尽力していく決意をしている。